M1931(NM)152mm 迫撃砲とは? わかりやすく解説

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M1931(NM)152mm 迫撃砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/19 11:16 UTC 版)

M1931(NM)152mm 迫撃砲

種類 迫撃砲
原開発国 ソビエト連邦
開発史
開発者 ラインメタル
製造期間 1932~1935年
製造数 129門
諸元
重量 1,150Kg
全長 3.73m
全幅 1.79m
全高 1.21m
要員数 8

口径 152.4 mm
砲身 1.415m/9.3口径
仰角 -2° ~72°
旋回角 12°

M1931(NM)152mm 迫撃砲(ロシア語:152-мм мортира образца 1931 года (НМ))はソビエト連邦迫撃砲である。

概要

本砲は元々ドイツのラインメタルが開発したものだったが、組み立てや開発がヴェルサイユ条約によってドイツ国内では困難であった為、ソ連内で開発が進められた。

ドイツはこれを元に修正を加え、15cm sIG33を開発し、これをドイツ国防軍が採用、終戦まで活用した。

一方sIG33の元となった本砲はソ連に引き渡され、1932年8月にテストを実施、労農赤軍の装備に採用された。

重量の割には威力も高く運用しやすい迫撃砲であったが、設計がやや複雑で量産性に欠け、増産は早期に打ち切られた為、少数の配備に終わっている。

独ソ戦を経て迫撃砲を重要性を認識したソ連は、160mm迫撃砲M-43を開発、こちらは大量生産が行われ、戦後も東欧のソ連衛星国に供与された他、エジプトにも供与され、第一次中東戦争で使用された。

関連項目

本砲をモデルとした15cm sIG33



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