M.バタフライ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/27 19:11 UTC 版)
『M.バタフライ』(エムバタフライ、原題:M.Butterfly)は、デイヴィッド・ヘンリー・ウォンによる、時佩璞のスパイ事件を基に作られた戯曲。1988年に初演。
日本では、1989年に劇団四季によって上演される。2022年、日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)と内野聖陽がタッグを組み32年振りに上演された。
題名の由来
蝶々夫人(Madame Butterfly)からヒントを得ており、この作品も「Madame Butterfly」という別名もある。「M」はフランス語における女性の敬称「Madame」または男性の敬称「Monsieur」の頭文字とされる。なお、通常「M.」は「Monsieur」の省略形であり、「Madame」の省略形は「Mme」としなければならない。
オリジナル公演
スタッフ
- 作 … デイヴィッド・ヘンリー・ウォン
- 演出 … ジョン・デクスター
- 美術 … 石岡瑛子
- 音楽 … ジャコモ・プッチーニ, ルシア・ウォン
- 照明 … アンディ・フィリップス
劇団四季公演
スタッフ
- 訳 … 吉田美枝
キャスト
上演記録
- 1990年1月9日~1月23日 - 近鉄劇場
- 1990年4月25日~5月28日 - サンシャイン劇場
2022年度公演
スタッフ
- 訳 … 吉田美枝
- 演出 … 日澤雄介
キャスト
- ルネ・ガリマール … 内野聖陽
- ソン・リリン … 岡本圭人
上演記録
- 2022年7月30日~7月31日 - ウインクあいち(愛知県産業労働センター)大ホール
脚注
注釈
出典
- ^ M.バタフライ公式Twitter @m_butterfly2022の2022年7月19日のツイート、2022年8月13日閲覧。
関連項目
- エム・バタフライ - 本作をもとに作られた1993年のデヴィッド・クローネンバーグによる映画。
外部リンク
- M.バタフライ - 2022年度公演の公式サイト
「M. Butterfly」の例文・使い方・用例・文例
- 赤色三角形 《Y.M.C.A.の標章》.
- Y.M.C.A. は何の略語ですか.
- Y. M. C. A.とは何のことか
- 同性愛者であり、活発で、愛想のよい人生−H.M.レイノルズ
- 話好きな人で、そして、彼女が知っていたすべてを素早く話した−W.M.Thackeray
- すべての人類に同情する高貴な情にもろい生物−W.M.サッカレー
- 全体主義体制は、人間の精神を奪うために自治機関を押しつぶす−アーサー・M.シュレジンガー・Jr
- 彼の娘が…昨夜死んだという、全く思いがけない電報‐M.A.D.ホウ
- 罰・・・特質において、本来執念深い−M.R.コーエン
- 最高天の不合理にまで善意の不適当さ−M.S.ドーキン
- 二つの顔を持ったひどい反逆者と策士−W.M.サッカレー
- 悪漢貴族の圧制−W.M.サッカレー
- 反逆罪の小さい黄色の染み−M.W.ストレート
- 疑いなく、彼の最も恐ろしい部分は鉄の鈎爪だった−J.M.Barrie
- 『非エコノミスト』が、経済政策ーの細部に関して話すことは軽率である−A.M.シュレジンガー
- この証拠の重要性は、神秘的で分析のできないものである−M.R.コーヘン
- 回復は治療と同期だった−ジョール.A.M.A
- 単に幸運な計画によってのみ、自然が作動するという想定−M.R.コーエン
- J.M.バリーの演劇および小説の主役
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