Linuxの製作とは? わかりやすく解説

Linuxの製作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/18 16:27 UTC 版)

Linuxの歴史」の記事における「Linuxの製作」の解説

1991年ヘルシンキ大学コンピュータ科学学んでいたトーバルズは後にLinuxカーネルとなるプロジェクト開始した。彼が書いたプログラムは、自身新しPC80386プロセッサ機能活用したかったために、自身使用していたハードウェア専用とされ、OS依存しないものであった開発にはMINIX上でGNU Cコンパイラ利用された。GNU Cコンパイラは現在でもLinuxコンパイルするための最優先選択肢となっているが、Intel Cコンパイラなど他のコンパイラでもビルド可能である。 トーバルズ自著である『それがぼくには楽しかったから』によると、彼はついにOSカーネル完成させ、1991年8月25日当時21歳)にUsenetニュースグループ"comp.os.unix"にこのシステムについて告知投稿したminix使っている皆さんへ - 今、僕は386 (486) ATクローン用の(フリーなオペレーティングシステム作ってます。4月から仕込んできたものですが、そろそろ出来上がり近くなってきました。僕のOSは、((実用的な理由から)ファイルシステム物理的な配置をはじめ)ある程度minix似たものなので、皆さんminixのどんなところを気に入っているのか、あるいは気に入らないのかを教えて欲しいと思います今のところbash (1.08) とgcc (1.40) の移植終わったところで、どうやら動いているようです。つまり、あと2、3か月で何か実用的なものが出来上がるということです。そんなわけで皆さんが一番望んでいる機能は何かを知りたいのです。どんな提案でも構いませんが、実装お約束できませんよ :-) Linus (torvalds@kruuna.helsinki.fi) 追伸. そう、minixコードいっさい使わずマルチスレッド型のfs備えてます。移植性は「ありません」(386タスク切り替え等を使っています)し、私が所有しているのはAT対ハードディスクだけ :-( なので、これ以外をサポートすることはまずないです。 — リーナス・トーバルズ トーバルズによると、Linux注目され始めたのは1992年X Window SystemがOrest Zborowskiによって移植され最初にLinuxGUI利用可能になったことによるとされる。

※この「Linuxの製作」の解説は、「Linuxの歴史」の解説の一部です。
「Linuxの製作」を含む「Linuxの歴史」の記事については、「Linuxの歴史」の概要を参照ください。

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