LWシリーズ
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「LaVieの機種一覧」の記事における「LWシリーズ」の解説
1998年6月~2000年2月に発表された、A4オールインワンタイプの3スピンドルノート。液晶は12.1インチSVGA・DSTN液晶から、14.1インチXGA・TFT液晶まで、CPUはMMX Pentium 233MHzからPentium II、Celeron、Pentium IIIまで、多彩なものが採用された。なお、2005年に発表された17型ワイドノート「LaVie TW」は別項で扱う。 (第1次)/3世代(1998年6月) 最上位モデル「LW26/34A」は、Pentium II 266MHz、14.1インチXGA液晶に加え、当時のハイエンドPCで採用例の多かったSuperDiskを搭載。そのほか、MMX Pentium搭載機を2モデル用意していた。 (第1次)/4世代(1998年7月) 「(第1次)/3世代」にWindows 98を搭載。ハードウェア仕様としてはHDD容量が微妙に変更になった程度。 (第1次)/5世代(1998年10月) 従来モデルに比べ、厚さが約10mm薄くなり39mmとなったほか、質量が2.8kg~2.9kgに軽量化した。一方で、CPUや液晶に目に見えた強化は見られず、PC-9821Ls150→Aile NX AL20Cの流れを汲む薄型モデル「LTシリーズ」をハイエンドモデルとする形になった。 (第1次)/6世代(1999年1月) MMX Pentiumモデルが消滅。かわって、128KBのセカンドキャッシュをダイ内部に内蔵したモバイルCeleron(266MHzまたは300MHz)を全面的に採用した。また、14.1インチXGA液晶モデルが復活した。 (第1次)/7世代(1999年5月) モバイルPentium IIがモバイルCeleronと同じくセカンドキャッシュをダイ内部に内蔵したことで、LTシリーズを解消し、LWシリーズにモバイルPentium II(366MHz)モデルが投入された。本体デザインが変更されたほか、ボディカラーも従来より明るめの色になった。 (第1次)/8世代(1999年6月) /7世代にMicrosoft Office 2000を搭載。CPUも少し強化されている。 (第2次)/1世代(1999年10月・11月) 当初の全モデルでモバイルCeleronを採用。ただし、月末に行われたモバイルPentium III発表にあわせ、DVD-ROMの再生が可能な上位モデルが追加された。PIAFS自営3版準拠の通信モジュールを内蔵した機種が1モデル用意され、同梱のワイヤレスモデムステーション(Aterm WM56)との間でワイヤレス通信が可能だった。OSはWindows 98 SE。 (第2次)/2世代(2000年1月・2月) モバイルPentium III 500MHz搭載の最上位モデルには、NEC初となるCD-Rドライブが搭載された。なお、この時期になってもまだ12.1型SVGA液晶搭載モデル(LW43H/22C6、/22D6)が2モデル残存していた。また、2月に発売された「LW450J/24EA」は、LaVie NXシリーズで唯一Windows 2000 Professionalを搭載したモデルでもある。
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