Kyushu Asahi Broadcastingとは? わかりやすく解説

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九州朝日放送

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 08:42 UTC 版)

九州朝日放送株式会社[5](きゅうしゅうあさひほうそう、: KYUSHU ASAHI BROADCASTING CO., LTD.[5])は、福岡県放送対象地域とした中波放送(AM放送)事業とテレビジョン放送事業を兼営している特定地上基幹放送事業者略称KBC


注釈

  1. ^ テレビ朝日系列でアナログ親局と同じIDを使うのは「1」の本局と「6」の朝日放送テレビ(ABCテレビ)のみ。
  2. ^ 旧朝日放送が認定放送持株会社朝日放送グループホールディングス)に移行した際にテレビ・ラジオをそれぞれ朝日放送テレビ(ABCテレビ)と朝日放送ラジオ(ABCラジオ)に分社化したためであるが、この2社も実質的にはラテ兼営といえる。更にクロスネット局を含めてもテレビ朝日系列ラテ兼営局は本局と福井放送(FBC)のみ。
  3. ^ 山口朝日放送が開局するまでは、NNN・NNS加盟の山口放送(KRY)がANNにも加盟していた。
  4. ^ 構想段階の仮称は「久留米放送(ラジオ久留米、略称・KBC)」であった。
  5. ^ 香川県高松市西日本放送株式会社(RNC、旧・株式会社ラジオ香川)とは無関係。
  6. ^ 「JOGR」は青森放送株式会社の呼出符号として使用している。KBCとは現在もラジオは同系列(NRN)である。
  7. ^ 朝日新聞社及び朝日放送からの支援が決まったことを社名変更の契機としている。
  8. ^ 本放送初日の午後1時頃、スタジオ付近で飲酒運転の車が電柱に衝突し、スタジオが停電となり放送が約2時間中断した。スタジオに自家発電装置はなく、復旧まで送信所でレコードをかけて急場をしのいだ。
  9. ^ 当初は、予備免許失効前(JOGR)と同じく旭村江島に送信所を設置予定だったが、予定地が水没して使用不能となったため儀徳に設置した。
  10. ^ 送信所の北側に筑紫山地があり出力が弱かったことから、福岡市や小倉市(現・北九州市)周辺が難聴取区域となり、営業成績が振るわず赤字が累積したため、福岡市や小倉市(現・北九州市)に中継局設置を申請するも、周波数不足で却下され、やむなく親局を福岡に移転した。反面、親局移転後は創業地の久留米周辺が難聴取区域となり、その解消は1972年の福岡親局50kW増力を待たなければならなかった。
    ちなみに1958年8月には、筑紫平野内にNBCラジオ佐賀が開局している。
  11. ^ FEN小倉局の廃止に伴い開局可能となった。
  12. ^ テレビ送信所を糟屋郡篠栗町の若杉山頂に置く案も出たが、郵政省(現・総務省)から福岡3局が共同利用し、出力を300W程度にするとの条件がつき、各局の足並みが揃わず実現しなかった。また、長浜の鉄塔に展望台を作るという案も実現しなかった。
  13. ^ 最初の番組は『ティータイムショウ博多どんたく特集』[8]
  14. ^ 福岡局 1410→1413kHz、大牟田・行橋局 1500→1485kHz。行橋局は50Wから100Wに増力。北九州局は720kHzのまま変更なし。
  15. ^ 在福民放テレビ局ではもっとも遅かったものの、当時のテレビ朝日系フルネット局ではテレビ朝日、朝日放送テレビ、福島放送(KFB)に次ぐ音声多重放送開始だった。
  16. ^ 現在は金曜・土曜付けの放送終了後に「お天気コンサート」と題したフィラーを放送している程度。これは天気情報のグラフィックと、歌手のプロモーションビデオを交互に放送するもの。なお、大雨や台風などで自然災害が予想される際は、平日深夜もお天気コンサートなどを編成し終夜放送を行う。
  17. ^ 基本的には日曜深夜を含めた完全終夜放送であるが、不定期に日曜深夜の終夜放送を休止することがある。
  18. ^ 年間において、プライム2を含めた視聴率で開局以来初の視聴率四冠を獲得した。[20]
  19. ^ 年度において、プライム2を含めた視聴率で開局以来初の視聴率四冠を獲得した。[23]
  20. ^ 1967年(昭和42年)6月発足の民間放送教育協会設立後も変わらず。
  21. ^ NET - MBS - KBCのフルネットが完成、現在に至る。
  22. ^ 但し一部のMBS制作番組は引き続きKBCで放映。のちにRKBに移行した。その一方で、腸捻転時代からRKBで放送されたMBS制作番組もあった。
  23. ^ 「6」は原則TBS系列局で使われる番号であるが、中京圏(岐阜県・愛知県・三重県)ではCBCテレビがアナログ親局5chを、北海道では北海道放送(HBC)がアナログ親局1chを踏襲したために「6」が空いたものである。
  24. ^ 特例地域は 徳島県佐賀県
  25. ^ YABの他に広島県のHOMEも、在広局で唯一福岡市に支局を置いている。
  26. ^ QABは実質的な兄弟局であるRBCと同じ福岡県福岡市中央区天神1-9-17 福岡天神フコク生命ビル13F
  27. ^ 2016年10月20日に「サンデープレゼント」枠で全国放送されたスペシャルについてはUMKも同時ネットで放送。
  28. ^ 過去にゴールデンタイムにソフトバンク対巨人戦の全国中継を行った際には福岡国際マラソンと同様に、2局共同制作扱いとなった年度もあった。
  29. ^ 北海道日本ハムファイターズ戦は北海道テレビ(イチオシ!!ファイターズ)または札幌テレビ日本テレビ系列DRAMATIC BASEBALL・GO!GO!ファイターズ)が、対阪神タイガース戦は朝日放送テレビ(スーパーベースボール・虎バン主義)およびサンテレビ独立局サンテレビボックス席)が、対広島東洋カープ戦は広島ホームテレビ(カープ応援中継・勝ちグセ)が実況・解説を別制作して放送したことがある(系列が異なる場合は球団公式映像利用や自社乗り込みで対応)。ソフトバンクと広島の対戦の場合、山口朝日放送では山口県東部と西部の地域性の違いから広島主催・ソフトバンク主催を問わずどちらの制作分も放送した実績がない(日本野球機構主催で、テレビ朝日主導制作となる2018年の日本シリーズ第1戦・第5戦のみ放送実績あり)。またカードによりテレビ朝日が関東地方および一部地域・BS朝日向けに別制作することもあるが、九州・山口地区では原則として九州朝日放送制作分を放送している。
  30. ^ 九州・沖縄地区以外でも、単発で放送していた系列局があった。
  31. ^ 長崎放送や宮崎放送にもネットした形跡がある。
  32. ^ 2013年にはTVQ九州放送で『ナイツのHIT商品プロデュース』として同様の番組を放送していた。
  33. ^ 福岡地区では、当初はTNCで日テレ版をネットしていたが、TNCがフジテレビ系列に移行したことにより、FBSが開局するまではKBCの自社制作による『キユーピー3分クッキング』を放送していた。
  34. ^ 他の在福局は2003年までにTVQ九州放送(参入当時は「TXN九州」)・福岡放送・RKB毎日放送・テレビ西日本の順番に参入した。
  35. ^ フジテレビでの日曜夜9時枠の連続ドラマ放送開始に伴い、1960年11月廃止。
  36. ^ 事実、その後の銃撃戦のシーンでは、ヘリに当時変更されたばかりのKBCのロゴマークが描かれていた。
  37. ^ 東芝製マスター設備を採用しているANN系基幹局はEX、メ〜テレ、KBC。NEC製マスター設備を採用しているANN系基幹局はABC、HTB、KHB。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 会社データ - KBC九州朝日放送
  2. ^ 九州朝日放送株式会社 定款 第1章第2条
  3. ^ 九州朝日放送株式会社 2022年度決算公告” (PDF). KBCグループホールディングス. 2023年7月16日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2023』コーケン出版、2023年11月30日、454頁。 
  5. ^ a b c 九州朝日放送株式会社 定款 第1章第1条
  6. ^ a b 事業内容(KBCテレビ) - KBC九州朝日放送
  7. ^ a b c d e f 認定放送持株会社体制への移行に関するお知らせ” (PDF). 九州朝日放送株式会社 (2022年3月25日). 2022年3月26日閲覧。
  8. ^ 「九州朝日放送30年史」 p165
  9. ^ 「九州朝日放送30年史」 p118
  10. ^ ホームページに記載(PDF) [1]
  11. ^ 福岡県、熊本県及び宮崎県内における災害対策及び中波ラジオ難聴地域の一部解消に向けて-中波ラジオ放送のFM方式による補完中継局に予備免許を付与- - 総務省九州総合通信局・報道資料(2015年9月2日)
  12. ^ KBCラジオがFMでも聴けるようになります!
  13. ^ ワイドFM開局記念 RKB・KBC共同イベント『熱ラジ!』[リンク切れ]
  14. ^ KBCグループ4月1日から新しい体制に移行” (PDF). 九州朝日放送株式会社 (2022年4月4日). 2022年4月4日閲覧。
  15. ^ 株式会社インプレス (2024年2月2日). “AMラジオ34局、1日から順次運用休止。FM転換目指す”. AV Watch. 2024年2月4日閲覧。
  16. ^ KBC九州朝日放送. “2028 AMから FMへ|KBC九州朝日放送”. KBC九州朝日放送. 2024年2月5日閲覧。
  17. ^ 総務省|放送政策の推進|AM局の運用休止に係る特例措置”. 総務省. 2024年2月5日閲覧。
  18. ^ a b c テレビ西日本50年史
  19. ^ KBCテレビ2009年度平均視聴率3冠達成|KBC九州朝日放送[リンク切れ]
  20. ^ KBCテレビ2009年年間視聴率4冠達成|KBC九州朝日放送
  21. ^ KBCテレビ 2010年度 4年連続3冠達成!|企業情報|KBC九州朝日放送[リンク切れ]
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  23. ^ 2011年度視聴率4冠・企業情報|KBC九州朝日放送[リンク切れ]
  24. ^ KBCテレビ 2011年 年間視聴率4冠獲得!クール平均も7期連続3冠以上!![リンク切れ]
  25. ^ 2012年年度視聴率4冠 2年連続・企業情報|KBC九州朝日放送[リンク切れ]
  26. ^ 2012年度年間視聴率4冠・企業情報|KBC九州朝日放送[リンク切れ]
  27. ^ 2013年 年度視聴率3冠・企業情報|KBC九州朝日放送[リンク切れ]
  28. ^ 2013年度年間視聴率3冠・企業情報|KBC九州朝日放送[リンク切れ]
  29. ^ (視聴率速報)2020年 上半期 世帯視聴率で3冠”. 九州朝日放送. 2022年1月11日閲覧。
  30. ^ (視聴率速報)2020年度上期 個人2冠! 世帯3冠!!”. 九州朝日放送. 2022年1月11日閲覧。
  31. ^ (視聴率速報)2021年間 個人2冠! 世帯3冠!!”. 九州朝日放送. 2022年1月11日閲覧。
  32. ^ 視聴率速報 2021年度 個人2冠 世帯3冠!!”. 九州朝日放送. 2022年4月7日閲覧。
  33. ^ 視聴率速報 2022年間視聴率 個人&世帯 単独2冠”. 九州朝日放送. 2023年1月7日閲覧。
  34. ^ 視聴率速報 2022年度 個人単独2冠! 世帯単独3冠!!”. 九州朝日放送. 2023年4月8日閲覧。
  35. ^ 視聴率速報 2023年間 個人2冠・世帯3冠!!”. 九州朝日放送. 2024年1月5日閲覧。
  36. ^ 『九州朝日放送30年史』(九州朝日放送・刊)より。
  37. ^ 九州朝日放送デジタルテレビ親局送信所・無線局免許状 - 総務省
  38. ^ 1980年7月26日(土曜日)の九州朝日放送のラテ欄”. うさぎいぬの読むテレビ. 2024年1月5日閲覧。
  39. ^ アナウンサー - KBC九州朝日放送
  40. ^ ニッポン放送・師岡アナが退職を発表 今後も同局で活動予定”. ベースボールキング (2018年1月31日). 2018年2月13日閲覧。
  41. ^ ラジオ番組削除要請は「表現の自由侵害」 福岡県弁護士会が県に勧告 毎日新聞 2023年12月14日
  42. ^ 緊急地震速報の誤報配信についての訂正とお詫び - 九州朝日放送[リンク切れ]
  43. ^ KBC、誤って緊急地震速報 - 佐賀新聞、2014年10月21日
  44. ^ KBC九州朝日放送. “KBCで研修中の宇美町職員が飲酒運転で検挙|KBCニュース”. KBC九州朝日放送. 2024年2月5日閲覧。
  45. ^ KBC九州朝日放送で研修中 福岡・宇美町の男性職員が飲酒運転で検挙|ヨテミラ!”. ヨテミラ!. 2024年2月5日閲覧。





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