ジョグジャカルタ線
(KAIコミューター・ジョグジャカルタ線 から転送)
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基本情報 | |||
通称 | KRLジョグジャカルタ線 KRLジョグジャ-ソロ線 Commuter Line Yogyakarta Lin Yogyakarta |
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国 | ![]() |
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所在地 | ジョグジャカルタ特別州 • 中部ジャワ州 | ||
路線網 | ジョグジャカルタ - パルール | ||
起点 | ジョグジャカルタ駅 | ||
終点 | ソロバラパン駅、パルール駅 | ||
駅数 | 13駅 | ||
路線記号 | Y | ||
開業 | 2021年2月10日 (ジョグジャカルタ~ソロバラパン) 2022年8月17日 (ジョグジャカルタ~パルール) |
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運営者 | KAIコミューター | ||
使用車両 | EA202系電車・JR205系5000番台 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 63.439 km | ||
線路数 | 1,067 mm(狭軌) | ||
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 | ||
最高速度 | 90 km/h | ||
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KAIコミューター・ジョグジャカルタ線(KRLジョグジャカルタ線、英語:KRL Yogya-Solo線、インドネシア語:Commuter Line Yogyakarta、Lin Yogyakarta)は、インドネシアのジョグジャカルタ特別州から中部ジャワ州までの主要都市を結ぶ通勤鉄道である。 クレタ・アピ・インドネシア(インドネシア鉄道会社)の子会社であるKAIコミューターが運営しており、ジャカルタ首都圏のKRLコミューターライン以外ではインドネシア初の電化通勤鉄道である[1]。路線図の色はマルゴスチンの赤色で表される。
2021年2月10日にスマラン - フォルステンランデン線のジョグジャカルタ駅 - ソロ・バラパン駅間で電化され、当区間を運行していた気動車での快速列車「プランバナン・エクスプレス」に置き換わって開業した[2][3]。
概要
ジョグジャカルタ駅とソロ・バラパン駅間の電化計画は、2011年から鉄道総局(DJKA)が策定している2030年国鉄マスタープランに含まれていた[4]。当区間で運行されているプランバナン・エクスプレスは運行本数が限られており、車両の老朽化が深刻なため、乗客の多くが切符を手に入れられなかった[5]。
2015年にインドネシア鉄道会社は1日あたりの利用者数を約7,000人の乗客を目標として、電車の運行はジョグジャカルタとソロ(スラカルタ)での観光を促進するだけでなく、通勤利用客の流動性を向上させることが期待された[6]。
2016年にソロ・ジェブレス駅で初めて架線柱が積み上げられた。工事は2020年初頭から開始され、最初の架線柱はクラテン駅に建てられた[7][8]。
新型コロナウイルスによるパンデミックの間でも電化工事は継続され、2020年末に完了した。電化費用は1兆2000億ルピアであった[9]。一般乗客向けに通勤電車化によるジョグジャカルタ線の認知度向上と関心に答えるため、2021年にはソロ・ジェブレス駅を経由してカランガニャール県のパールル駅までの10キロメートルで電化工事が行われた[10]。電化工事の他に車両基地と変電所の建設も含まれている[11]。
2021年1月、ジョグジャカルタ線は数回の試運転を経て、2月10日から本格運行を開始した。 その結果、プランバナン・エクスプレスの運行区間はこれまでのソロ・バラパン - クトアルジョ駅からジョグジャカルタ - クトアルジョ駅に短縮された[12][3]。
ブディ・カルヤ・スマディ運輸大臣は、ジョグジャカルタ線をケドゥンバンテン駅まで延伸する予定であるため、ソロ・バラパンからケドゥンバンテン間の電化が必要であると発表した[13]。2021年6月から鉄道総局は、ソロ・バラパン - パールル間での架空電柱の基礎工事を開始した[14]。
2022年8月17日、ジョグジャカルタ線はソロ・バラパン・ウォノクロモ線のパルール駅まで延長された。[15][16]
駅一覧
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駅コード[17] | 駅名 | 接続路線/情報 | 所在地 | |
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Y
01
P
01
YA
01
JS
05 |
YK | ジョグジャカルタ Yogyakarta |
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ジョグジャカルタ | ジョグジャカルタ特別州 |
Y
02
JS
04 |
LPN | ランプヤンガン Lempuyangan |
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クリドソノスタジアム |
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Y
03 |
MGW | マグウォ Maguwo |
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スレマン | |
Y
04 |
BBN | ブランバナン Brambanan |
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クラテン | 中部ジャワ州 |
Y
05 |
SWT | スロロット Srowot |
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Y
06
JS
02
AS
01 |
KT | クラテン Klaten |
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Y
07 |
CE | セペル Ceper |
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Y
08 |
DL | デラング Delanggu |
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Y
09 |
GW | ガウォーク Gawok |
トランサン・ラタン工業団地 | スコハルジョ | |
Y
10
BK
01
AS
02 |
PWS | プルウォサリ Purwosari |
![]()
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スラカルタ (ソロ) | |
Y
11
JS
01
AS
03 |
SLO | ソロ・バラパン Solo Balapan |
![]()
バンジャルサリ公園(モニュメント45) レボ市場 |
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Y
12 |
SK | ソロ・ジェブレス Solo Jebres |
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Y
13 |
PL | パルール駅 Palur |
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カランガンヤル |
使用車両
現在の車両
以前はKRLコミューターラインのタンジュンプリオク線で使用されていたが、2019年から2020年にかけて、すべてのEA202系が転属改修のためINKA(車両製造会社)に送り返された[18][19]。 転属改修後、EA202系は現在ジョグジャカルタ線でのみ使用されている。
過去に使用された車両
JR205系SLO9+32編成(元ケヨM23+M22編成)は、ジョグジャカルタ線開業時のEA202系の一部がまだINKAで改修中であったため、EA202系の車両不足を解消するためにジョグジャカルタまで甲種回送が行われた[20]。2021年2月10日から2022年9月5日まで運行され、KAIコミューターは再びSeri 205系をジョグジャカルタ線からジャカルタ首都圏の路線へ転属することを決定し甲種回送が行われた。 [21]
出典
- ^ “Tak Hanya Jakarta, Solo-Jogja Juga Bakal Punya Kereta Listrik” (インドネシア語). merdeka.com (2019年8月20日). 2025年4月28日閲覧。
- ^ Okezone (2018年4月5日). “KAI Bakal Ganti Prambanan Ekspress dengan KRL : Okezone Economy” (インドネシア語). https://economy.okezone.com/. 2025年4月28日閲覧。
- ^ a b “Mantap Lur! KRL Jogja-Solo Mulai Beroperasi 10 Februari 2021” (インドネシア語). SINDOnews Ekbis. 2023年12月14日閲覧。
- ^ “Rencana Induk Perkeretaapian Nasional 2030 (PDF). Direktorat Jenderal Perkeretaapian, Kementerian Perhubungan Republik Indonesia. 2011. Diarsipkan dari versi asli (PDF) tanggal 2020-03-31. Diakses tanggal 2020-02-12.”. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “Akhir Tahun Ini, Yogyakarta Operasikan KRL |Republika Online” (インドネシア語). Republika Online 2025年4月28日閲覧。
- ^ Home (2015年10月2日). “Daop VI bersiap realisasikan KRL Yogyakarta-Solo”. Antara News Yogyakarta. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “Proyek KRL Molor, Tiang Mangkrak di Stasiun Solo Jebres”. Radarsolo.jawapos.com. (2018年3月30日). オリジナルの2020年2月20日時点におけるアーカイブ。
{{cite news}}
:|first=
を指定する場合、|last=
も指定してください。 (説明)⚠ - ^ “KRL Solo-Jogja Ditarget Beroperasi 2020, Saat Ini Masuk Tahap Lelang Elektrifikasi”. Harian Jogja. (2019年8月22日)
{{cite news}}
:|first=
を指定する場合、|last=
も指定してください。 (説明)⚠ - ^ “Investasi Elektrifikasi KRL Yogyakarta-Solo Capai Rp 1,2 T | Republika Online”. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “KRL Perpanjang Jaringan Sampai Stasiun Palur - EKONOMI | RRI Surakarta |”. web.archive.org (2021年7月26日). 2025年4月28日閲覧。
- ^ “KRL Perpanjang Jaringan Sampai Stasiun Palur - EKONOMI | RRI Surakarta |”. web.archive.org (2021年7月9日). 2025年4月28日閲覧。
- ^ Digest, Railway Enthusiast (2021年2月13日). “KA Prambanan Ekspres Yogyakarta-Solo: Sejarah, Kenangan, dan Galeri - Laman 2 dari 6” (インドネシア語). Railway Enthusiast Digest. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “Layanan KRL Yogya-Solo akan Diteruskan ke Kutoarjo-Madiun |Republika Online” (インドネシア語). Republika Online 2025年4月28日閲覧。
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2025年4月28日閲覧。
- ^ Media, Kompas Cyber (2022年8月18日). “Jadwal Terbaru KRL Solo-Yogyakarta Berlaku Agustus 2022” (インドネシア語). KOMPAS.com. 2023年12月14日閲覧。
- ^ Media, Kompas Cyber (2022年3月15日). “Tahun 2022, Jalur KRL Yogyakarta-Solo Diperpanjang hingga Stasiun Palur Halaman all” (インドネシア語). KOMPAS.com. 2023年12月14日閲覧。
- ^ “Buku Informasi Direktorat Jenderal Perkeretaapian 2014 (PDF). Jakarta: Direktorat Jenderal Perkeretaapian, Kementerian Perhubungan Indonesia. Diarsipkan dari versi asli (PDF) tanggal 1 Januari 2020.”. 2025年4月26日閲覧。
- ^ “Berita INKA - PT INKA : 2017 Kereta Listrik Melintasi Solo-Jogja”. www.inka.co.id. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “Berita INKA - Kereta Rel Listrik Solo-Yogya Akan Gantikan KA Prameks”. www.inka.co.id. 2025年4月28日閲覧。
- ^ Fajrin, Muhammad Pascal (2020年10月30日). “KRL Seri 205 Rangkaian SLO9 Dikirim ke Daop 6 Yogyakarta” (インドネシア語). Railway Enthusiast Digest. 2025年4月28日閲覧。
- ^ Digest, Railway Enthusiast (2022年9月14日). “KAI Commuter Kirim Kembali KRL Seri 205 Rangkaian SLO32 ke Jakarta” (インドネシア語). Railway Enthusiast Digest. 2023年12月14日閲覧。
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