インダストリ・クレタ・アピとは? わかりやすく解説

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インダストリ・クレタ・アピ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 07:00 UTC 版)

インダストリ・クレタ・アピ
PT Industri Kereta Api
種類 国営企業
略称 PT INKA
本社所在地 インドネシア
東ジャワ州マディウン市
設立 1981年5月18日
業種 輸送用機器
事業内容 鉄道車両バスの製造・販売
売上高 8,461億ルピア (2018年)
総資産 5.02兆ルピア2018年
従業員数 5,000人(2017年
主要株主 インドネシア政府 100%
外部リンク https://www.inka.co.id/
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インダストリ・クレタ・アピインドネシア語: PT Industri Kereta Api, PT.INKA)[1]は、インドネシア鉄道車両バスメーカー。インドネシア政府が100%株を所有する国営企業である[2]

1981年5月18日に設立された、部品製造から最終組み立てまで鉄道車両の建造に関わる総合的な工程を全て賄う東南アジア初の鉄道車両メーカー。設立においては日本車輌製造を始めとする日本の鉄道車両メーカーが支援に携わっており、翌年の1982年には最初の製造車輌となる貨車が完成[3]。1987年からはそれまで日本から完成品で輸入されていた電車をINKAの工場で部品を組み合わせて製造すると言う形で電車の製造が始まり、2001年には日本からの技術支援の元で初のインドネシア国産電車(KRL-I形)が製造された。また1991年以降はマレーシアフィリピンタイバングラデシュなど海外向けの貨車・客車・機関車の生産も行われている。更に鉄道車両のみならず、2008年以降は連接バスの製造も手掛けている[2][4]

インドネシア国内や東南アジア諸国における鉄道車両の需要拡大により、2017年におけるINKAの純利益は7,525億ルピアで、前年(2016年)の4,475億ルピアから68%も上昇している[5]

主要製品

脚注

注釈

出典

  1. ^ バングラ、鉄道250車両発注 インドネシア国営が特別仕様製造”. 産経BIZ (2018年12月6日). 2019年6月8日閲覧。
  2. ^ a b 外務省員の声 鉄道の旅を通して見たインドネシア 第3話 一人の鉄道を愛する外務省員として思うこと” (2015年6月16日). 2019年6月8日閲覧。
  3. ^ Prasodjo, H (2019). “The Imports of Used KRL as Indonesia's Dependency on Japan in Electric Train Technology”. Global Local Interactions: Journal of International Relations 1 (2): 10-21. https://ejournal.umm.ac.id/index.php/GLI/article/view/12802. 
  4. ^ About INKA”. 2019年6月8日閲覧。
  5. ^ Company Report”. 2019年6月8日閲覧。
  6. ^ Seasia.co - 🇮🇩🇳🇿 インドネシアの国営鉄道会社 PT INKA... | Facebook” (2022年1月9日). 2025年3月23日閲覧。
  7. ^ International2023-03-07T06:00:00+00:00, Railway Gazette. “KiwiRail wagons shipped” (英語). Railway Gazette International. 2025年3月19日閲覧。

関連項目




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