JR東海&16私鉄_乗り鉄☆たびきっぷとは? わかりやすく解説

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JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/21 00:44 UTC 版)

JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ(旧型式・マルス発行)

JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ(ジェイアールとうかいアンド16してつ のりてつたびきっぷ)は、東海旅客鉄道(JR東海)が2016年平成28年)7月29日から[1][2][3]発売している特別企画乗車券である[4]

概要

JR東海線および東海地区の16社の地方私鉄第三セクター路線(後述)の普通列車快速列車含む。以下同)[注 1]に2日間乗り降り自由なフリーきっぷである。

利用期間は土休日を利用開始日として連続する2日間[注 2][注 3]である[4]

乗車券詳細

発売価格
  • 大人:8,620円、小児:4,040円[注 4]
発売期間
  • 利用開始日の1か月前から利用開始日当日まで。
その他利用について
  • JR東海管内の在来線改札に限り、自動改札機を利用することができる[注 5][注 6]
  • 本券の効力の開始点は有効開始日の0時以降(有効開始日前日のダイヤの24時以降)である[注 7]。2日目は標準ダイヤの最終列車まで乗車することができる[注 8][4]

利用可能エリア

JR東海管内

  • 東海道新幹線熱海駅 - 米原駅間)
    • フリーエリア区間内のみの特急券(グリーン車/指定席/自由席)を別途用意[注 9]することで、通算4回までひかり」と「こだま」が利用できる[注 10]。フリーエリア外にまたがる乗車は、フリーエリア境界の熱海駅または米原駅で特急券など料金券の区間を分割する必要がある。ただし、これら2駅を通過する「ひかり」に乗車する場合は普通車自由席のみ利用可能[注 11]

他社線

以下の路線で利用可能。ただし、別途料金が必要な観光列車・イベント列車[注 12]については利用不可[4]

発売箇所

JR東海のフリーエリア内にあるJR全線きっぷうりばのある主要駅(熱海駅・米原駅は新幹線の窓口でのみ発売)、JR西日本インターネット予約サービス「e5489」、および東海管内の旅行会社で発売している。ただし、以下の窓口では発売していない[4]

スマートフォン用アプリ

きっぷ利用者向けのスマートフォンアプリ「鉄☆たびアプリ」では、参加している鉄道会社の路線のスポットをめぐりポイントが獲得できる仕組みとなっている[10](ポイント獲得は本券の有効期間のみ[1])。獲得したポイントによって、スマートフォンの壁紙やオリジナルのグッズがプレゼントされるが[11]、このサービスは2019年3月31日で終了となった[6]

脚注

注釈

  1. ^ 別途料金券を用意することで新幹線や特急列車・急行列車に乗車することも可能。
  2. ^ 例えば、土曜日・日曜日の2日間、日曜日・月曜日の2日間、祝日・その翌日の2日間。
  3. ^ 2025年4月5日乗車分より。同年3月以前は連続する土休日の2日間(例えば、土曜日・日曜日の2日間、日曜日・祝日である月曜日の2日間)となっていた[5]。またゴールデンウィークお盆年末年始期間中は使用できなかった[1]
  4. ^ 2020年3月までは大人:8,480円、小児:3,990円[6][7]
  5. ^ JR東海管内の改札を共用している他社線に乗り降りする場合を含む(例:三島駅(特急「踊り子」等)、岡崎駅高蔵寺駅枇杷島駅大垣駅津駅)。
  6. ^ 2025年4月5日乗車分より[5]
  7. ^ 前日から連続して乗車する場合は、乗車列車が0時を過ぎて最初に停車する駅までの乗車券が別途必要。
  8. ^ 2025年3月までは、2日目は乗車列車が0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効であった。
  9. ^ エクスプレス予約」の「e特急券」での利用も可能。
  10. ^ 新幹線改札において、利用回数のチェックを受ける必要がある[4]
  11. ^ 境界駅を通過する列車の場合、普通車指定席およびグリーン車の料金券は境界駅での分割ができないため[独自研究?]
  12. ^ 例として長良川鉄道の観光列車「ながら」の「ビュープラン」[8][9]

出典

  1. ^ a b c 「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」の発売について (PDF)」(プレスリリース)、東海旅客鉄道、2016年7月26日。2019年5月2日閲覧
  2. ^ 稲葉隆司「JR東海在来線全線と私鉄が2日間乗り放題になる「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」7月29日発売」『トラベルWatch』インプレス、2016年7月27日。2019年5月2日閲覧
  3. ^ JR東海&16私鉄が2日間乗り放題…フリー切符を通年発売」『レスポンス』イード、2016年7月26日。2019年5月2日閲覧
  4. ^ a b c d e f g JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」東海旅客鉄道、2025年4月1日。2025年4月6日閲覧
  5. ^ a b 「お得なきっぷ」一部商品のリニューアルについて (PDF)」(プレスリリース)、東海旅客鉄道、2025年2月21日。
  6. ^ a b JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」東海旅客鉄道、2019年4月1日。2019年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月6日閲覧
  7. ^ JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」東海旅客鉄道、2020年4月1日。2020年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月6日閲覧
  8. ^ 1号ビュープラン | 観光列車「ながら」」長良川鉄道。2025年4月21日閲覧
  9. ^ 2号ビュープラン | 観光列車「ながら」」長良川鉄道。2025年4月21日閲覧
  10. ^ 「石畳を駆け上がる路面電車」は絵になる 豊橋鉄道の風景」『乗りものニュース』メディア・ヴァーグ、2018年12月9日。2019年5月2日閲覧
  11. ^ 佐々木康弘「「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」で沿線巡るポイントラリー」『マイナビニュース』マイナビ、2018年4月28日。2019年5月2日閲覧

関連項目

外部リンク




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