JAハリマ運営とは? わかりやすく解説

JAハリマ運営(1997-2018)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 14:20 UTC 版)

サンパティオ図書館」の記事における「JAハリマ運営(1997-2018)」の解説

一宮町東市場本所置いていたハリマ一宮農業協同組合1987年昭和62年)から「図書親し取組み」の一環として本所内に「母子ふれあい文庫」を設置していた。同組合1991年平成3年郡内の他2農協合併してハリマ農業協同組合JAハリマ)となるが、この当時から一宮町南部には町役場(現・宍粟市役所一宮市民局)に図書室併設されいたものの、町北部(三方出張所管内)は図書館・図書室いずれも有さない「空白地帯であったため、JAハリマ地域貢献事業として全国的にも珍しい農協設置主体とする私立図書館三方支所隣接して開館することとなった1997年平成19年11月22日宍粟郡内では山崎町図書館(現・宍粟市立図書館)に次いで2館目、かつ郡北部では初の常設型図書館として開館しサンパティオ図書館」と命名される開館時蔵書は約2万8000冊で、母子ふれあい文庫からの流れを汲む形で児童書が約9000冊と3分の1弱を占めていた。館には司書資格を持つJA職員配置され地域貢献事業としての性質上から組合員以外の住民にも無料開放貸し出し行っていたが、日本図書館協会ではJA設立主体として地域開放され私立図書館は「全国的にも珍しいのではないか」としている。 2010年代以降日銀低金利政策継続によりJAハリマ収益悪化したことから、図書館事業廃止または譲渡検討されるようになった2017年平成29年9月には開館日を週5日削減する過疎化少子化進行利用者落ち込み止まらず2018年平成30年10月1日を以て休館JAハリマでは図書館事業譲渡先探しており「2019年平成31年1月末までに引き取り先が見つからない場合閉館する」としていた。

※この「JAハリマ運営(1997-2018)」の解説は、「サンパティオ図書館」の解説の一部です。
「JAハリマ運営(1997-2018)」を含む「サンパティオ図書館」の記事については、「サンパティオ図書館」の概要を参照ください。

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