白い町で
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/15 09:32 UTC 版)
白い町で | |
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Dans la ville blanche | |
監督 | アラン・タネール |
脚本 | パウロ・ブランコ アラン・タネール |
製作総指揮 | パウロ・ブランコ アラン・タネール |
出演者 | ブルーノ・ガンツ |
音楽 | ジャン=リュック・バルビエ |
撮影 | アカシオ・デ・アルメイダ |
編集 | ロラン・ユレール |
配給 | ![]() |
公開 | ![]() ![]() ![]() |
上映時間 | 108分 |
製作国 | ![]() ![]() ![]() |
言語 | 英語 ドイツ語 ポルトガル語 フランス語 |
『白い町で』(フランス語: Dans la ville blanche)は、1983年(昭和58年)製作・公開、アラン・タネール監督のスイス・ポルトガル・イギリス[1]合作の長編劇映画である。
略歴・概要
マノエル・デ・オリヴェイラ作品を手がけることで知られるポルトガルの映画プロデューサーのパウロ・ブランコと、ヌーヴォー・シネマ・スイスで知られるスイスの映画監督のアラン・タネールが共同で企画し、共同で脚本を書いた作品である[2]。
ロケーション撮影は、ポルトガルの首都リスボンで行われた[1]。当時のリスボンは、ドイツのヴィム・ヴェンダース監督の『ことの次第』(1982年)もロケが行われ、ブランコがその製作にも関与した[3]。
本作は、1983年(昭和58年)2月18日に開催された第33回ベルリン国際映画祭で金熊賞にノミネートされ、コンペティション上映されたが、賞は逃した[1]。同年、フランス等で公開され、翌1984年(昭和59年)のセザール賞で最優秀フランス語映画賞を受賞、同年、スペインのフォトグラマス・デ・プラタで最優秀外国映画賞を受賞した[1]。
日本では、1986年(昭和61年)2月1日、シネセゾンの配給で、キネカ大森等で劇場公開された[2]。
キャスト
- ブルーノ・ガンツ - ポール
- テレサ・マドルーガ - ローザ
- ユリア・フォンダリン - エルザ
- ジョゼ・カルヴァーリョ - バーのマスター
- フランシスコ・バイアン - ナイフを持った泥棒
- ジョゼ・ワレンステイン - もうひとりの泥棒
- セシリア・ギマランエス - 列車の中の女性
- ジョアナ・ヴィセンテ - 列車の中の若い女性
ストーリー
舞台は白い町、ポルトガルの首都リスボン。貨物船の乗組員ポール(ブルーノ・ガンツ)は、8ミリカメラを回し、スイスに住む妻エルザ(ユリア・フォンダリン)に送るのが趣味だ。あるバーに入ったポールは、そこに働く女ローザ(テレサ・マドルーガ)と意気投合、そのバーのあるホテルに部屋を定めた。ローザは同ホテルでは昼間はメイドとして働いていた。
ポールが撮った8ミリフィルムがエルザに届く。同封された手紙に、ローザの存在が示唆されていて、エルザは困惑し、不安を覚える。
ある夜、ポールは、ビリヤード屋からの帰りにナイフを持った泥棒(フランシスコ・バイアン)とその相棒(ジョゼ・ワレンステイン)に襲われ、財布を取られてしまう。ポールは、腕時計を売り払い、金策を図る。財布泥棒の男を街で発見するが、持っていたナイフでポールは胸を刺されてしまう。
病院でケガを手当てしてホテルに帰るポールは、ローザがすでにリスボンを立ち去ったことを知る。ローザはフランスへ発ったというが、どこにいるのかはだれもわからなかった。
エルザからポールに手紙が届いた。今すぐ帰ってきて、そうでなければもう二度と帰らないで。ポールはすべてを捨てて、スイスへ向かう列車に乗る。列車のコンパートメントでは、2人の乗客の女性(セシリア・ギマランエス、ジョアナ・ヴィセンテ)と同席になる。ポールの瞳に若い女(ジョアナ・ヴィセンテ)の美しさが鮮明に映った。
関連事項
- フォトグラマス・デ・プラタ (en:Fotogramas de Plata)
註
- ^ a b c d #外部リンク欄、Dans la ville blanche, Internet Movie Database, 2009年10月19日閲覧。二重リンクを省く。
- ^ a b 白い町で、kinejun.jp, 2009年10月19日閲覧。
- ^ Der Stand der Dinge - インターネット・ムービー・データベース(英語), 2009年10月19日閲覧。
外部リンク
「In the White City」の例文・使い方・用例・文例
- バンクーバー― マレーシアに拠点を置くBaronホテルグループはHoward Hotels Internationalを買収する交渉を行っている。
- さまざまな事業:Powersさんは、センターの青少年バスケットボールプログラムがBrookville Inquirer の記事内で最近、賞賛されたと知らせた。
- 会社の福利厚生の一部として、Adler Industriesの社員は、街のフィットネスセンターで会員権の割引を受ける権利があります。
- 先日は、Melodia Industriesの営業担当者の職にご応募いただき、ありがとうございます。
- 御社よりInglis博物館へ、引き続きご支援いただきありがとうございます。
- 博物館の後援者として、Commonwealth Industries社員の皆様は入場料が半額となります。
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- HIVを治療する際に使われる弱いプロテアーゼ阻害剤(商品名Invirase)
- botherの単純過去系と過去分詞系
- 先行詞がthis,that,these,thoseの場合はwhichを用いるのが普通です。
- ウェストミンスター寺院 《the Abbey ともいう》.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- ビザンチン教会, 東方正教会 《the Orthodox (Eastern) Church の別称》.
- 【文法】 相関接続詞 《both…and; either…or など》.
- 【文法】 相関語 《either と or, the former と the latter など》.
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the corn exchange 穀物取引所.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- 前置詞付きの句, 前置詞句 《in the room, with us など》.
- 相互代名詞 《each other, one another》.
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