IL-2 Sturmovik 1946
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 10:07 UTC 版)
「IL-2 Sturmovik」の記事における「IL-2 Sturmovik 1946」の解説
2007年6月に発売された。 これまでのマップ・ミッション・機体をすべて収録している。「第二次世界大戦が1946年まで続いていたら」というコンセプトのもとにP-80シューティングスターやMiG-9といった実在ジェット戦闘機、ドイツ軍の実戦参加に至らなかった機体などが追加収録されている。フライアブル機体数は200機以上、さらにAI専用機体数が約100機というボリュームとなった。 ゲームエンジンやグラフィックは微調整されたりテクスチャ密度がアップされた以外、シリーズ第一作「IL-2 Sturmovik」のものを引き続き利用していたが、ソフトウェアとしての互換性は完全に断ち切られており、いままでのバージョンのマルチプレイに参加したいといった場合は「IL-2 Sturmovik 1946」では参加不可能で過去のバージョンを購入する必要がある。 「IL-2 Sturmovik 1946」では日本語版は発売されず、ソフト内の言語は英語で日本語訳説明書が添付されたバージョンが日本国内販売された。尚、「IL-2 シュトルモヴィク 日本語版」なる商品も販売されていたが、単なる日本語マニュアル付属なのか作品本体も日本語化されているのか詳細は不明である(調査中)。 好評価を得た本作品の発表を機に、「IL-2 Sturmovik」シリーズはPC向け第二次世界大戦コンバットフライトシミュレータとして唯一の定番の地位を築いたとされている。 この「IL-2 Sturmovik 1946」は2012年時点でも年一回ペースでのバージョンアップパッチ提供が継続されており、計器を用いた盲目着陸などの新機能実装、フリッツX誘導爆弾などの新兵器実装、まったくの新機体追加、機体強度のリアリティ向上、AIの挙動のリアリティ向上などが行われている。 また後述の「IL-2 Sturmovik : Cliffs of Dover」が発売された後も、「IL-2 Sturmovik 1946」のバージョンアップは継続するとコメントされており、2012年2月にバージョンアップが行われた。 現在、DVD-ROM版より安価にSteamなどでオンラインダウンロード販売も行われるようになった。(日本国内からも購入・プレイが可能)
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