ICancelAddNew インターフェイス
アセンブリ: System (system.dll 内)


ICancelAddNew インターフェイスにより、拡張可能な方法でコレクションに新しい項目を追加できます。新しい項目は、その後、コミットまたはロールバックできます。コレクションの AddNew メソッドを使用して暫定的に項目を追加し、追加した項目は次の操作をとおして処理されます。
![]() |
---|
Windows フォームの複合データ バインディングなどの一部のシナリオにおいては、コレクションが、新しく追加された項目以外の項目の CancelNew 呼び出しまたは EndNew 呼び出しを受け取る場合があります (各項目は通常、データ ビュー内の行です)。これらの呼び出しは無視します。新しい項目のインデックスが指定されている場合のみ、その項目をキャンセルまたはコミットします。 |
トランザクションによって項目をデータ バインド コレクションに追加できるモデルは 2 つあります。
-
古いモデルは、IBindingList インターフェイスを実装するコレクションに直接依存し、System.Windows.Forms.CurrencyManager クラスを使用して直接データがバインドされます。System.Windows.Forms.CurrencyManager クラスの AddNew メソッド、EndCurrentEdit メソッド、および CancelCurrentEdit メソッドは、新しい項目を追加するためのトランザクション サポートを提供します。ただし、この機能は、IEditableObject インターフェイスをとおしてトランザクション動作をサポートする項目に依存します。項目がこのインターフェイスをサポートしていない場合は、以降の CancelCurrentEdit の呼び出しに関係なく、項目は常にリストに追加されます。
-
新しいモデルは、IBindingList インターフェイスと ICancelAddNew インターフェイスを実装するジェネリック クラスである BindingList によって、より信頼性の高いデータ バインディング シナリオをサポートします。この場合、トランザクション サポートは、BindingList コレクションによって直接管理されます。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ICancelAddNew メンバ
System.ComponentModel 名前空間
IBindingList インターフェイス
System.Windows.Forms.CurrencyManager
IEditableObject
BindingList ジェネリック クラス
ICancelAddNew メソッド


関連項目
ICancelAddNew インターフェイスSystem.ComponentModel 名前空間
IBindingList インターフェイス
System.Windows.Forms.CurrencyManager
IEditableObject
BindingList ジェネリック クラス
ICancelAddNew メンバ
- ICancelAddNewのページへのリンク