Hieronymus of Cardiaとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Hieronymus of Cardiaの意味・解説 

ヒエロニュモス

(Hieronymus of Cardia から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/24 06:13 UTC 版)

ヒエロニュモス古代ギリシア語: Ιερώνυμος ο Καρδιανός, 紀元前360年? - 紀元前255年?)は、古代ギリシア都市のひとつであるカルディアの人物。歴史家

最初はアレクサンドロス大王の後継者(ディアドコイ)のひとりであるエウメネスに仕え、アンティゴノス1世への使者役などを務めた。エウメネスとは元々親友もしくは縁戚であったと言われるが、詳細は不明である。

エウメネスの死後はアンティゴノス1世、デメトリオス1世アンティゴノス2世アンティゴノス朝)に仕えた。

ディアドコイ戦争の唯一の同時代史である『後継者史』を著したとされる。原著は既に散逸し、その内容は直接は現在には伝わっていないが、歴史家シケリアのディオドロスの『歴史叢書英語版』の著述に内容が引用される形で伝わっている。アンティゴノス1世をディアドコイ戦争の最強者、エウメネスを最強者アンティゴノスに対する唯一の対抗者とする、現在まで続くディアドコイ戦争の人物評には、その両者に仕えたヒエロニュモスの著述の影響が大きいと言われる。

関連項目


「Hieronymus of Cardia」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Hieronymus of Cardiaのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Hieronymus of Cardiaのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒエロニュモス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS