HR系ノンステップバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/19 18:45 UTC 版)
「日野・レインボー」の記事における「HR系ノンステップバス」の解説
HR系ノンステップバスのうち、いすゞ自動車発売分については「#いすゞ・エルガJ」を参照 レインボーHR 観光マスク(9 m車)KK-HR1JKEE 南海バス 1999年に登場した中型車幅のノンステップバス専用モデルとしてレインボーHRが誕生。当時路線バスの主流となりつつあったノンステップバスを、いち早く7 m、9 m、10.5 mの3車体長でラインナップを完成させたが、ラインナップ整理が徐々に行われ、モデル末期は中型長尺の10.5 m車のみとなった。 レインボーRJ・レインボーRR (路線系)のノンステップ版後継車種として、1999年12月のレインボーHR(KK-HR)発売から2004年8月のレインボーRJ(KK-RJ/RR)製造終了までは、レインボーHRとレインボーRJ路線仕様が併売されていた(詳細は#KK-RJ/RR1J系を参照)。 発売当初の製造は日野車体工業で行われていたが、同社はいすゞ自動車と日野のバス製造事業に伴って設立された2社の合弁会社・ジェイ・バスに吸収合併され、生産終了までジェイ・バス小松事業所(旧日野車体工業)で製造されていた。また、いすゞ自動車にはエルガJとしてOEM供給もされた(詳細は#いすゞ・エルガJを参照)。 HR系は改造仕様の車両が多数納入されている。観光マスクは東京特殊車体で対応する。CNG車はメーカーオプションではなく、フラットフィールドによる改造で、コミュニティバスや伊予鉄バスなど一部の事業者へ納入例がある。詳細は「フラットフィールド#レインボーHR」を参照。 2004年10月1日、いすゞ・日野のバス製造事業統合に伴い、製造会社が日野車体工業からジェイ・バス小松事業所へ移管された。 レインボーHRの新短期規制適合マイナーチェンジにあたり、レインボーRJの生産終了を受け、車名が単にレインボーを名乗るようになった。
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