H3 (潜水艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > H3 (潜水艦)の意味・解説 

H3 (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 21:32 UTC 版)

H3 (HMS H3) はイギリス海軍潜水艦H級英語版

艦歴

モントリオールカナディアン・ヴィッカース英語版社で建造された。1915年1月11日進水。同年6月3日就役。

就役後、「H3」は仮装巡洋艦「カルガリアン (HMS Calgarian)」に護衛されてニューファンドランド島セントジョンズからジブラルタルまで大西洋を横断した。「H3」には「H1英語版」、「H2英語版」、「H4英語版」が同行した。

H3は1916年7月15日にコトル湾で触雷して沈没した。

参考文献

  • Submarines, war beneath the waves, from 1776 to the present day, by Robert Hutcinson.

H-3 (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/27 05:10 UTC 版)

艦歴
発注:
起工: 1911年4月3日
進水: 1913年7月3日
就役: 1914年1月16日
退役: 1922年10月23日
その後: スクラップとして廃棄
除籍: 1930年12月18日
性能諸元
排水量: 358 トン
全長: 150 ft 4 in
全幅: 15 ft 10 in
吃水: 12 ft 5 in
機関:
最大速: 14ノット
乗員: 士官、兵員25名
兵装: 18インチ魚雷発射管4門

H-3 (USS H-3, SS-30)は、アメリカ海軍潜水艦H級潜水艦の1隻。

艦歴

ガーフィッシュ (Garfish) は1911年4月3日にワシントン州シアトルのモラン社で起工した。1911年11月17日に H-3 と改名され、1913年7月3日にヘレン・マクユーワンによって命名、進水する。1914年1月16日にピュージェット・サウンドで艦長ウィリアム・R・マンロー中尉の指揮下就役した。

整調後 H-3 は太平洋艦隊に配属され、カリフォルニアからワシントン州にかけての沿岸で活動を開始、姉妹艦の H-1 (USS H-1, SS-28) 、H-2 (USS H-2, SS-29) と共に演習を行った。防護巡洋艦ミルウォーキー (USS Milwaukee, C-21) 、潜水母艦シャイアン (USS Cheyenne, BM-10) と共にカリフォルニア州ユーレカ近くの沿岸で作戦活動中の H-3 は1916年12月16日の朝、霧の中座礁する。乗組員は沿岸警備隊の救命ブイによって救助されたが、H-3 を牽引しようとしたミルウォーキーも座礁し、民間のサルベージ業者が呼び出された。H-3 は小高い砂浜に乗り上げ、流砂に囲まれたため作業は複雑なものとなった。干潮時には海面から75フィートの高さにあったが、満潮時には250フィートに達した。1ヶ月におよぶ困難な作業の後、H-3 は巨大な丸太に乗せられ海に戻された。

復旧作業中のH-3

救助作業途中の1917年2月4日に H-3 は退役し、4月20日にフンボルト湾で再び進水した。その後カリフォルニア州サンペドロに帰還、第7潜水戦隊の旗艦となり、1922年まで演習および作戦活動に従事した。H-3 は部隊と共に1922年7月25日にサンペドロを出航し、9月14日にハンプトン・ローズに到着した。

H-3 は1922年10月23日にハンプトン・ローズで退役した。1930年12月18日に除籍され、1931年9月14日にスクラップとして廃棄された。

外部リンク


「H3 (潜水艦)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「H3 (潜水艦)」の関連用語

H3 (潜水艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



H3 (潜水艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのH3 (潜水艦) (改訂履歴)、H-3 (潜水艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS