Grand Dink125
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 05:26 UTC 版)
「キムコ・グランドディンク」の記事における「Grand Dink125」の解説
Grand Dink125それまで国内で販売されていた125ccスクーターとは異なり、同クラス最大級の車体に40L越えの大容量メットインスペースを確保したモデルである。エンジンには水冷4サイクル単気筒エンジンが用いられ、前後輪には12インチのイタリア製ホイールが採用されている。また、前後ブレーキには2POTディスクブレーキが使用されている。 初期のモデルは車両の全長、特にシート以後の形状が現行モデルよりも短くなっており、マイナーチェンジモデルのType X/K/Zの登場で、シートとシートカウル形状が変更され、シート高も20mm低くなり、ホイールベースには45mmの延長がなされローロングスタイルになった。グレード分類は、TypeXはMC後のベースグレード、TypeKにはキーシャッターが搭載、TypeZにはキーシャッターと電動格納サイドミラーが搭載となる。 フロアの形状はフラットで、ビール缶の箱などを置くこともできる。また、メットイン内には12Vのシガーソケットが標準装備、電動格納式サイドミラー(TypeZにのみ装着)、タンデムバー、タンデムバックレスト標準装備など、豪華装備が売りだった。走りも、ボディーの大きさからは想像し難いほど力強く、国産他種よりもパワーがあった。しかし、新車装着のドライブベルトに不具合があり、走行距離に比例すること無く切れてしまうという問題点があった。この点に関して、メーカーからリコールの扱いにはなっていない。
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