GlassFish v3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 03:13 UTC 版)
「GlassFish」の記事における「GlassFish v3」の解説
その次のメジャーリリースとなるGlassFish v3は、Java EE 6の参照実装であると同時に、アーキテクチャを抜本的に見直し、OSGiモジュールサブシステムに対応した。機能を使われるときに初期化することで非常に高速な起動を実現し、また再起動の待ち時間を大幅に減少させることに成功している。この新しいアーキテクチャはGlassFish v3 Preludeとして先行してリリースされている。また、GlassFish v3ではJava EE以外のスクリプト言語にも本格的に対応しており、GlassFish上で動作するスクリプト言語実装も増加している。
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「GlassFish」の記事における「GlassFish v3」の解説
2009年12月10日、GlassFish v3がリリースされた。これはJava EE 6に準拠した最初のアプリケーションサーバである。当初予定していたクラスタ機能がGlassFish v3.1へ先送りとなったが、サンによる商用サポートは引き続き提供された。GlassFish v3の主な機能は以下の通りである。 Java EE 6の参照実装の提供。 OSGiモジュール化サブシステムに対応(Apache Felix(英語版)を採用) Metro Webサービスフレームワークとマイクロソフト製品 (.NET Framework 3.5) との相互接続性の保証。 非同期I/O (Comet) に対応 従来からの管理コンソール、CLIの管理ツールに加え、RESTful管理チャネルが追加された。これにより、JAX-RSアプリケーションからサーバの管理・監視ができるようになった。 インストーラ版に加え、ZIPアーカイブ版による配布が開始された。ZIPアーカイブ版はあらかじめデフォルトでサーバが構成された状態で配布されるため、アーカイブを展開してすぐに利用可能である。 2010年1月27日にオラクルによるサンの買収が完了すると、GlassFishのサポートはオラクルに引き継がれた。2010年6月18日、GlassFishバージョン3.0.1がリリースされた。このリリースでは100のバグの修正と多言語化が実施されると同時に、ブランドがサンからオラクルに移行したのに伴い、オープンソース版がGlassFish Server Open Source Edition、オラクル製品版がOracle GlassFish Serverへと名称変更となった。またこのリリースからOracle JRockit(英語版)が正式サポートされるようになった。2010年10月8日には製品版のパッチリリースが行われた。
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