モジュールサブシステム (GlassFish v3)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 03:13 UTC 版)
「GlassFish」の記事における「モジュールサブシステム (GlassFish v3)」の解説
GlassFish v3はGlassFish OSGiランタイムとGlassFish Kernel (HK2: Hundred-Kilobyte Kernel) の2つのモジュールサブシステムによりサーバ全体をモジュール化している。GlassFish OSGiランタイムはOSGi Release 4に準拠したランタイムを利用可能で、組み込みのランタイムとしてApache Felix(英語版)が採用されている(ただし、Knopflerfish(英語版)やEquinox(英語版)なども利用可能である)。 GlassFish KernelはHK2と略される、JSR-277ベースのモジュールサブシステムである。HK2はOSGiランタイムだけでは補えないモジュール管理機能を担当している。OSGi対応前はすべての機能をHK2のモジュールとして作成していたため、今でもGlassFishのモジュール(OSGiバンドル)の実装にはHK2のAPIが使用される。 GlassFish上では任意のOSGiバンドルを利用可能なため、例えばSpring DMとJava EEを連携させるような運用も可能である。
※この「モジュールサブシステム (GlassFish v3)」の解説は、「GlassFish」の解説の一部です。
「モジュールサブシステム (GlassFish v3)」を含む「GlassFish」の記事については、「GlassFish」の概要を参照ください。
- モジュールサブシステムのページへのリンク