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ギブソン・RD

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 03:49 UTC 版)

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ギブソン・RD
Gibson RD
メーカー/ブランド ギブソン
製造時期 1977年-1979年
構造
ボディタイプ ソリッド
スケール長 25 1/2インチ
フレット 22
ネックジョイント セット
材質
ボディ メイプル
ネック メイプル
フィンガーボード エボニー(アーティスト)、メイプル(カスタム)、ローズウッド(スタンダード)
ハードウェア
ブリッジ チューン・0・マチック
テールピース ストップ・バー(固定)
コントロールノブ ギブソン・スピード・ノブ×4
電気系統
ピックアップ(F) ハムバッキング×2
コントロール ピックアップ・セレクター・スイッチ、エクスパンションーコンプレッション
テンプレート | カテゴリ

ギブソン・RD(ギブソン・アールディー)は、ギブソンによって製作されていた、エレクトリックギター

概要

ギブソンがロバート・モーグと共同開発したギターで、ギブソン・ファイヤーバード・リバース・モデルに似たボディ・シェイプを持っている。

1977年から生産されたが、わずか2年で生産中止になっており、現在ではレア物として人気が高い。2009年には日本限定で、スタンダードモデルのリイシューが生産された。

同名のエレクトリックベースも存在し、ニルヴァーナクリス・ノヴォセリックが使用していることで有名。

日本では、椎名林檎咲人菊地英昭、TAKUMA(10-FEET)がステージで使用する。

仕様

ボディはメイプル製ソリッド・タイプで、弦のスケール長はフェンダー・ストラトキャスターなどと同じ25 1/2インチスケールとなっており、レスポールなどで採用されているギブソンの一般的な24 3/4インチスケールよりも若干長い。
ネックはメイプル、指板は22フレット、ネックジョイントはセット・ネックを採用。ブリッジ、テールピースはほとんどレスポールと同じで、チューン0マチック・ブリッジ、ストップ・テールピースが採用されている。
ピックアップにはハムバッキング・タイプを2個、コントロール・ノブにはギブソン・スピード・ノブを4個使用している。アーティストとカスタムはアクティブ・タイプの回路となっており、トグル・スイッチはピックアップ切換用と、エクスパンション-コンプレッション用の2個がついており、ノブは白と黒に色分けされている。

モデル

RDアーティスト (RD Artist)
RDシリーズの最上位機種。指板はエボニー、ポジションマークはスクエア型のインレイを使用。コントロール系にイコライザーコンプレッサー、エクスパンダーなどが内蔵されており、内部のバッテリーにより駆動されている。
RDカスタム (RD Custom)
コントロール系にイコライザーのみ内蔵された機種で、ネックと指板がメイプル1ピースとなっている。
RDスタンダード (RD Standard)
従来と同じパッシブ・タイプの回路を持つ機種で、トグル・スイッチもピックアップ切換用のみ。指板はローズウッドとなっている。
RDスタンダード ギター オブ ザ ウィーク #48 (Guitar Of The Week #48 RD Standard Reissue 2007 Silverburst)
2007年、世界中のコレクターからの強い要望に応え、現代仕様での400本限生産復活モデル。カラーは当時では珍しいシルバーバースト。指板はエボニー、ピックアップはDirty Finger×2。のちに日本限定版の元となる仕様のボディ・ネックにマホガニー、ネックスケールが24 3/4インチスケール、Vo×2、Tone×1。
RD Standard 2009 Japan Limited Run
2009年に日本限定で発売された、スタンダードの復刻版。ボディ・ネックにマホガニーを採用し、ネックはレスポールなどと同じ24 3/4インチスケールと短くなり、トーンコントロール・ノブが1つとなった他は、従来のスタンダードと同様である。

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