ジャンニ・リベラとは? わかりやすく解説

ジャンニ・リベラ

(Gianni Rivera から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 15:05 UTC 版)

ジャンニ・リベラ
欧州議会でのリベラ
名前
本名 ジョバンニ・リベラ
Giovanni Rivera
愛称 超頭脳
ラテン文字 Gianni Rivera
基本情報
国籍 イタリア
生年月日 (1943-08-18) 1943年8月18日(79歳)
出身地 アレッサンドリア
身長 175cm
体重 68kg
選手情報
ポジション MF
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1959-1960 アレッサンドリア 26 (6)
1960-1979 ACミラン 501 (122)
代表歴
1962-1974[1] イタリア 60 (14)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジャンニ・リベラGianni Rivera, 1943年8月18日 - )は イタリアアレッサンドリア出身の元サッカー選手。元イタリア代表。現役時代のポジションはMF

人物・経歴

ACミラン在籍時のリベラ

1953年地元クラブ・アレッサンドリアと契約。1959年に15歳288日でセリエAデビューを果たした(アメデオ・アマデイの15歳281日に次ぐセリエA歴代2位の年少記録)。

1960年に名門ACミランへ移籍。1961-62シーズンにはスクデット、翌季にはチャンピオンズカップ優勝に貢献、この年のバロンドールの投票ではレフ・ヤシンに次ぐ第2位に選出された。その後もスクデット2回、コッパ・イタリア優勝4回、チャンピオンズカップ優勝1回、得点王1回(1972-73 17得点)を記録。 1969年にはバロンドールを獲得した。ちなみにデメトリオ・アルベルティーニは、彼の再来とまで言われた[2]

母国のお家芸でもあるカテナチオを痛烈に批判した事から地元メディアや監督と対立する事がしばしばあり、「走らない、守備をしない、泥まみれにならない、リアリストでない」などといった批判記事が新聞に書きたてられた。

イタリア代表としては1962年5月13日のベルギー戦で代表デビューを飾り、1974年に退くまで代表通算60試合出場14得点を記録した。1968欧州選手権では優勝。ワールドカップには、1962年1966年1970年1974年と4大会出場。通算9試合出場3得点を記録した。1970年のメキシコワールドカップではサンドロ・マッツォーラとの熾烈なポジション争いに敗れ控えに回ったが、準決勝の西ドイツ戦で決勝ゴールを決め、イタリアの決勝進出に貢献した。

引退後は政治家の道を歩み、欧州議会の委員も務めた[3]

2004年にペレが選んだ「偉大なサッカー選手100人」(FIFA 100)の一人に選出された。

タイトル

クラブ

ACミラン

代表

イタリア代表

個人

出典

  1. ^ “Gianni Rivera - Goals in International Matches” (英語). The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation. http://www.rsssf.com/miscellaneous/rivera-intlg.html 
  2. ^ ACミランが育てた最高傑作5人(3)最強のレジスタ!魔法のようなキックを持つCL制覇の立役者”. フットボールチャンネル (2023年2月27日). 2023年8月15日閲覧。 “元イタリア代表MFジャンニ・リベラの再来と言われたのがデメトリオ・アルベルティーニだ。”
  3. ^ 76歳ジャンニ・リベラ氏が指導者ライセンス取得、指揮は機会あれば2019-09-26




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