ジャコモ・ロージとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジャコモ・ロージの意味・解説 

ジャコモ・ロージ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 09:07 UTC 版)

ジャコモ・ロージ
名前
ラテン文字 Giacomo Losi
基本情報
国籍 イタリア
生年月日 (1935-09-10) 1935年9月10日
出身地 ソンチーノ
没年月日 (2024-02-04) 2024年2月4日(88歳没)
身長 169cm
選手情報
ポジション DF
ユース
-1951 Soncino
1951-1955 クレモネーゼ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1955-1969 ローマ 386 (2)
代表歴
1960-1962 イタリア[1] 11 (0)
監督歴
1980-1981 ピアチェンツァ
1982-1983 ノチェリーナ
1985-1986 ユーヴェ・スタビア
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ジャコモ・ロージ(Giacomo Losi,1935年9月10日 - 2024年2月4日)は、イタリアロンバルディア州クレモナ県ソンチーノ出身の元サッカー選手。元イタリア代表。ポジションはディフェンダー

1955年から1969年までプロサッカー選手としてプレーし、ASローマ一筋で現役生活を終えた。ロージの家族のほとんどが現在、アメリカマサチューセッツ州ボストンに住んでいる。

ロージはローマ出身ではなかったが、ASローマでプレーしたおよそ15年の間、ロージは「コア・デ・ローマ(Core de Roma)」と呼ばれた。ASローマで通算450試合に出場し、2007年7月31日にフランチェスコ・トッティが更新するまで38年間クラブの最多記録だった。

イタリア代表として、1962 FIFAワールドカップにも出場した。

経歴

クラブ

地元のクラブでサッカーを始め、1951年にUSクレモネーゼに加入し、1955年にASローマに加入した。1955年3月20日、インテルナツィオナーレ・ミラノ戦でプロデビューした。

フィジカルの強さを生かしたプレースタイルとフェアプレーを心掛けるサイドバックの選手であり、身長が169cmでありながら、ヘディングも上手く、それによってスウィーパーとしてもプレーした。

1968年1月8日、UCサンプドリア戦で、ロージは負傷したものの交代枠が残っていなかったために、プレーを継続し、その後、コーナーキックからゴールを挙げた。これにより、「コア・デ・ローマ(Core de Roma)」という愛称が付けられた。これは、ローマのサポーターにとって、たとえローマ出身でなくとも、ロージが素晴らしい存在だったからである。

代表

1960年3月13日、スペイン代表戦で代表デビューを果たした。1962 FIFAワールドカップのメンバーにも選出され、2試合に出場した。イタリア代表として、通算11キャップを記録している。

引退後

2012年に、ASローマの殿堂入り11名に選ばれた。

2024年2月4日に死去。88歳没[2]

タイトル

クラブ

ASローマ

個人

  • ASローマ殿堂入り[3]

脚注

  1. ^ Losi, Giacomo - National-Football-Teams.com
  2. ^ Addio a Giacomo Losi, bandiera della Roma” (イタリア語). sport.sky.it (2024年2月4日). 2024年2月5日閲覧。
  3. ^ Hall of Fame” (Italian). A.S. Roma. 2016年7月27日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ジャコモ・ロージのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジャコモ・ロージ」の関連用語

ジャコモ・ロージのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジャコモ・ロージのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジャコモ・ロージ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS