GCTCにある主要設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/04 09:19 UTC 版)
「ガガーリン宇宙飛行士訓練センター」の記事における「GCTCにある主要設備」の解説
旧ソビエト連邦で開発された全ての主要な宇宙船(ソユーズ、ブラン、TKS宇宙船、サリュート、ミール、ISS)の実物大模型(モックアップ)を、いっしょに(あるいは交替で)センターの2つあるメインホールに展示。ソユーズ宇宙船の訓練シミュレータもここにある。 船外活動(宇宙遊泳)の訓練に使われる、無重力状態をシミュレートするためのプール。1980年1月に、20トンの宇宙ステーションモジュールを設置可能なより大きなHydro Laboratory(ハイドロラブ)に置き換えられた。プールは、水深12メートル、直径23メートルで、容積は5,000立方メートルある。 無重力状態を作り出す訓練用の航空機。Mig-15 UTI、Tu-104、後に、内部の容積が400立方メートルあるIL-76 MDKに交替。これらは空軍のChkalovskiy空港を基地としている。 2台の遠心加速器。大型のTsF-18と小型のTsF-7。ロケット打ち上げ時の加速度に耐える訓練を行なう。TsF-7は1973年3月から使われている設備で、半径は7m、20gまで負荷をかけることができる。TsF-18は1980年から使われており、半径は18m、30gまで負荷をかけることができる世界最大の遠心加速器(セントリフュージ)である。 医療クリニックと試験施設 9,000個の星を投影できる東ドイツ製のプラネタリウム。 ユーリイ・ガガーリンの最初のオフィスや、他の宇宙飛行士たちの記念碑。
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