FW11B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 02:25 UTC 版)
「ウィリアムズ・FW11」の記事における「FW11B」の解説
FW11Bは、1987年シーズンに投入された車両である。エンジン面ではターボエンジンの最大ブースト圧を4バール以下とする(4バールを超えた場合はポップ・オフ・バルブが開きブースト圧を低下させる)新しいレギュレーションに対応した新エンジン・RA167Eを搭載。ポップ・オフ・バルブ対策として、当時使用されていた特殊燃料に対応した吸気温度コントロールシステムを新たに導入し、予選仕様で1000馬力を超える出力を絞り出した(公式には最高出力は1050ps以上/11600rpmとされているが、当時FW11Bに乗っていたナイジェル・マンセルは「予選では、文字通り1500馬力まで出した」と述べている)。 イタリアGPにおいて、ウィリアムズとしては初の実戦投入となるアクティブサスペンション車(但し、商標の関係上、ウィリアムズでは"リアクティブサスペンション"という名称を用いる)をピケが使用し、勝利を収めた。コンストラクターズ、ドライバーズ(ネルソン・ピケ)の両タイトルを獲得した。 最終戦のオーストラリアGPには、前戦の日本GPで負傷したマンセルの代わりに、リカルド・パトレーゼが搭乗した。 ダブルタイトルを獲得したものの、チームからの扱いに不満を抱いたピケはこのシーズン限りでロータスへの移籍を決断しチームを去り、ホンダもウィリアムズの運営姿勢に不満を持ち、同年限りでエンジン供給を打ち切るとロータスとマクラーレンの2チームへと供給先を切り替えた。FW11Bはコース上で最速を誇ったものの、短期間に多くのものが失われる幕切れとなった。
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