FW14
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 01:26 UTC 版)
「ウィリアムズ・FW14」の記事における「FW14」の解説
レイトンハウスから移籍してきたニューウェイとヘッドの共同体制から生まれた第1作目。FW13Bをベースに、ニューウェイの空力デザインを融合させた。ノーズの先端を若干持ち上げ、コクピット開口部はドライバーの肩が露出するニューウェイ独特の5角形デザインとなった。 駆動系にはフェラーリに続いてF1では2チーム目となるセミオートマチックトランスミッションを採用した(フェラーリは縦置き7速、ウィリアムズは横置き6速仕様)。フェラーリと同様に、ステアリング裏のパドルで変速操作を行う。 エンジンはジョイント3年目となるルノー製V型10気筒エンジン。シーズン中、RS3からRS3Bに換装された。圧搾空気でバルブ開閉を制御するニューマチックバルブシステムを搭載し、14,200回転で770馬力を発生。また、エルフ製の特殊燃料も使用し、ホンダやフェラーリのV12エンジンに対抗した。 スポンサーにキャメルが加わった。序盤2戦はコクピット前部のみキャメル・イエローにペイントされ、エンジンカバー部は白い空きスペースだったが、第3戦以降はエンジンカバーもキャメル・イエローにペイントされた。 第7戦フランスGPよりロングノーズと改良型のフロントウィングが導入された。最終戦オーストラリアGPでは翌年へ向けての先行開発として、スペアカーにアクティブサスペンションが搭載された。
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