FW08
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/01 20:57 UTC 版)
「ウィリアムズ・FW08」の記事における「FW08」の解説
成功作FW07の後継として開発されたFW08は、従来よりもすんぐりした無骨なデザインとなった。アルミ製モノコックはコクピット両脇が高くなり、車体剛性が増している。フロントサスペンションはロッキングアーム式からプルロッド式に変更された。 FW08は6輪車への移行を前提として設計されたため、極端なショートホイールベースとなっている。エンジンパワーではターボエンジンに対して劣勢だったが、ショートホイールベースと軽量なフォード・コスワース・DFVエンジンのマッチングで操縦性の優れたマシンとなった。 1982年シーズンは開幕3戦をFW07Dで戦い、第5戦ベルギーGPからFW08が投入された。1982年は優勝者11人を数える大混戦のシーズンとなったが、ウィリアムズに新加入したケケ・ロズベルグは着実にポイントを稼ぎ、第14戦スイスGPで挙げた初優勝の1勝のみでドライバーズチャンピオンを獲得した。
※この「FW08」の解説は、「ウィリアムズ・FW08」の解説の一部です。
「FW08」を含む「ウィリアムズ・FW08」の記事については、「ウィリアムズ・FW08」の概要を参照ください。
- FW08のページへのリンク