EUによるFTAの分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:26 UTC 版)
「経済連携協定」の記事における「EUによるFTAの分類」の解説
EUは、その公式HPに、新しい機会を提供するEUの自由貿易協定 という記事を掲載しているが、このなかでEUが世界各国・地域で結んでいる自由貿易協定には、次の4種類があるとしている。 1. 第一世代協定(First generation agreements) 主に2006年以前に締結され、関税撤廃に焦点が置かれている。スイス、ノルウェー、地中海・中東諸国、メキシコ、チリとの協定やトルコとの関税同盟、また、西バルカン諸国との「安定化・連合協定(Stabilisation and Association agreements)」が含まれる。 2. 第二世代協定(Second generation agreements) 韓国、コロンビア、エクアドル、ペルーのほか中米などが対象。ここでは知的財産権やサービス、持続可能な開発への取り組みも含まれる。日・EU経済連携協定(EPA)は、名称は異なるがこの種類に該当する 。 3. 深化した包括的自由貿易地域(Deep and Comprehensive Free Trade Areas=DCFTA) EUとジョージア、モルドバ、ウクライナといった近隣諸国の間で、より強い経済関係を創出する。 4. 経済連携協定(Economic Partnership Agreements=EPA) アフリカ、カリブ諸国、太平洋地域の開発需要に焦点を当てたもの。日・EU間のEPAはこれに該当しない。 上記のように、EUは、一般的にはEPAは「開発需要に焦点を当てたもの」を意味し、日EUEPAは、関税に加えて知的財産権やサービス、持続可能な開発への取り組みも含まれる第二世代協定と理解している。
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EUによるFTAの分類
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「自由貿易協定」の記事における「EUによるFTAの分類」の解説
EUは、その公式HPに、新しい機会を提供するEUの自由貿易協定という記事を掲載しているが、このなかでEUが世界各国・地域で結んでいる自由貿易協定には、次の4種類があるとしている。 1. 第一世代協定(First generation agreements) 主に2006年以前に締結され、関税撤廃に焦点が置かれている。スイス、ノルウェー、地中海・中東諸国、メキシコ、チリとの協定やトルコとの関税同盟、また、西バルカン諸国との「安定化・連合協定(Stabilisation and Association agreements)」が含まれる。 2. 第二世代協定(Second generation agreements) 韓国、コロンビア、エクアドル、ペルーのほか中米などが対象。ここでは知的財産権やサービス、持続可能な開発への取り組みも含まれる。日・EU経済連携協定(EPA)は、名称は異なるがこの種類に該当する 。 3. 深化した包括的自由貿易地域(Deep and Comprehensive Free Trade Areas=DCFTA) EUとジョージア、モルドバ、ウクライナといった近隣諸国の間で、より強い経済関係を創出する。 4. 経済連携協定(Economic Partnership Agreements=EPA) アフリカ、カリブ諸国、太平洋地域の開発需要に焦点を当てたもの。日・EU間のEPAはこれに該当しない。 上記のように、EUは、一般的にはEPAは「開発需要に焦点を当てたもの」を意味し、日EUEPAは、関税に加えて知的財産権やサービス、持続可能な開発への取り組みも含まれる第二世代協定と理解している。
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