EUにおける手話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:39 UTC 版)
およそ1000人に1人が国内で通用する手話を第1言語としているが、第2言語として使用している者はさらに多い。加盟国の増加により手話の認識にさまざまな形態が出ることになり、たとえばベルギーにおいてはフラマン手話 (VGT) とフランス手話 (LSFB) 、イギリスではイギリス手話 (BSL) がある。また北アイルランドではアイルランド手話 (ISL) と北アイルランド手話 (NISL) があり、両者とも公用語として認知されている。 1988年6月17日、欧州議会は各国の手話に関する決議を全会一致で可決した。この決議では全加盟国に対して各国内の手話について、手話を使用する市民、とりわけ聴覚障害者の言語の権利をより尊重し保護する目的で、公用語として認証するよう求めている。
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