オリンパス E-500
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オリンパス E-500は、オリンパス・イメージング社のオリンパスE-システムのデジタル一眼レフカメラ。フォーサーズシステムを採用している。2005年11月発売。
ペンタ部の出っ張りを廃した横長のE-300からオーソドックスなスタイルに戻し、徹底した小型・軽量化を実現している。
E-500は入門機でありながら非常に多機能で細かな設定が可能で、ハイライトコントロール・シャドーコントロール・ローキーモード・ハイキーモードなどの熟練者好みの機能も有している。撮影素子はE-300と同じコダック製800万画素フルフレームCCDであるが、高感度ノイズを上手に抑え、ISO800以上における仕上がりはE-300とは全く別物にできる。液晶モニターは2.5型に大型化し、これまでの操作系・メニュー表示を踏襲しつつ各種設定もさらに簡便に行えるようになった。またE-300では不安定だったAEやAWBも安定して使いやすくなっている。一方で、ファインダーはE-300よりも小さくなり、倍率も下がっている。ダストリダクションシステムも搭載。
仕様
モデル | E-500 |
---|---|
撮像素子 | 4/3型フルフレーム型CCD 17.3×13.0mm |
有効画素数 | 800万画素 |
レンズマウント | フォーサーズシステム・マウント |
AF方式 | TTL位相差検出方式 |
測距点 | 3点 |
測光方式 | 49分割デジタルESP測光・中央部重点平均測光 スポット測光・スポット測光ハイライト/シャドーコントロール |
フォーカスモード | シングルAF / コンティニュアスAF / MF /シングルAF+MF /コンティニュアスAF+MF |
連続撮影 | 約2.5コマ/秒・4コマまで(RAW・TIFF) |
ISO感度 | 1/1/3ステップ AUTO / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 |
ホワイトバランス | オート /プリセット 3000K-7500K / カスタム / ワンタッチ |
シャッター速度 | 60秒~1/4000秒(Mモード)、バルブ(8分)、X=1/180秒 |
ファインダー | ペンタダハミラー・アイレベル一眼レフ方式・視野率約95%・倍率0.9倍・プレビュー可 |
液晶モニタ | 2.5型ハイパークリスタル液晶(半透過型TFTカラー液晶)・21.5万画素 |
記録媒体 | CFカードType I/II、マイクロドライブ対応・xDピクチャーカード |
電源 | 専用リチウムイオン電池 BLM-1 |
本体サイズ(W×H×D) | 129.5(W)×94.5(H)×66(D)mm |
質量(本体のみ) | 約435g |
その他のオリンパスデジタル一眼レフカメラ
関連項目
E-500
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「カシオペア (コンピュータ)」の記事における「E-500」の解説
1999年3月26日、日本で発売。カラー液晶モデル。デザインはE-55に近いがCPUがVR4121 131MHzとなり、RAMが32MBに倍増され、またヘッドフォンジャックがステレオ対応となるなど大幅な性能強化が施された。一方で本体サイズは大型化し、電源はリチウムイオン二次電池専用となり乾電池は使用できなくなった。カラー写真の表示や、当時ブームになりつつあったMP3形式のオーディオファイル再生、カシオ独自形式(CMFファイル)の動画再生などが行えるオリジナルソフトウェア群が添付されるなど、従来とは打って変わってマルチメディアやエンターテイメントにフォーカスした機種となった。同年5月発売のE-507は、CFカードスロットに挿入して使用する専用の35万画素カメラユニットJK-710DCを添付したモデルで、写真や動画の撮影を行うことができる。なおJC-710DCは同年6月に単体でも発売されたが、E-55/E-65等のモノクロ世代のモデルでは動作しない。
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