E-500とは? わかりやすく解説

オリンパス E-500

(E-500 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/09 05:06 UTC 版)

オリンパス E-500

オリンパス E-500は、オリンパス・イメージング社のオリンパスE-システムデジタル一眼レフカメラフォーサーズシステムを採用している。2005年11月発売。

ペンタ部の出っ張りを廃した横長のE-300からオーソドックスなスタイルに戻し、徹底した小型・軽量化を実現している。

E-500は入門機でありながら非常に多機能で細かな設定が可能で、ハイライトコントロール・シャドーコントロール・ローキーモード・ハイキーモードなどの熟練者好みの機能も有している。撮影素子はE-300と同じコダック製800万画素フルフレームCCDであるが、高感度ノイズを上手に抑え、ISO800以上における仕上がりはE-300とは全く別物にできる。液晶モニターは2.5型に大型化し、これまでの操作系・メニュー表示を踏襲しつつ各種設定もさらに簡便に行えるようになった。またE-300では不安定だったAEAWBも安定して使いやすくなっている。一方で、ファインダーはE-300よりも小さくなり、倍率も下がっている。ダストリダクションシステムも搭載。

仕様

モデル E-500
撮像素子 4/3型フルフレーム型CCD 17.3×13.0mm
有効画素数 800万画素
レンズマウント フォーサーズシステム・マウント
AF方式 TTL位相差検出方式
測距点 3点
測光方式 49分割デジタルESP測光・中央部重点平均測光
スポット測光・スポット測光ハイライト/シャドーコントロール
フォーカスモード シングルAF / コンティニュアスAF / MF /シングルAF+MF /コンティニュアスAF+MF
連続撮影 約2.5コマ/秒・4コマまで(RAW・TIFF)
ISO感度 1/1/3ステップ AUTO / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600
ホワイトバランス オート /プリセット 3000K-7500K / カスタム / ワンタッチ
シャッター速度 60秒~1/4000秒(Mモード)、バルブ(8分)、X=1/180秒
ファインダー ペンタダハミラー・アイレベル一眼レフ方式・視野率約95%・倍率0.9倍・プレビュー可
液晶モニタ 2.5型ハイパークリスタル液晶(半透過型TFTカラー液晶)・21.5万画素
記録媒体 CFカードType I/II、マイクロドライブ対応・xDピクチャーカード
電源 専用リチウムイオン電池 BLM-1
本体サイズ(W×H×D) 129.5(W)×94.5(H)×66(D)mm
質量(本体のみ) 約435g

その他のオリンパスデジタル一眼レフカメラ

関連項目


E-500

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 04:23 UTC 版)

カシオペア (コンピュータ)」の記事における「E-500」の解説

1999年3月26日日本発売カラー液晶モデルデザインE-55に近いがCPUがVR4121 131MHzとなり、RAMが32MBに倍増され、またヘッドフォンジャックがステレオ対応となるなど大幅な性能強化施された。一方で本体サイズ大型化し、電源リチウムイオン二次電池専用となり乾電池使用できなくなったカラー写真表示や、当時ブームになりつつあったMP3形式オーディオファイル再生カシオ自形式(CMFファイル)の動画再生などが行えるオリジナルソフトウェア群が添付されるなど、従来とは打って変わってマルチメディアエンターテイメントフォーカスした機種となった同年5月発売のE-507は、CFカードスロット挿入して使用する専用35万画素カメラユニットJK-710DCを添付したモデルで、写真動画撮影を行うことができる。なおJC-710DCは同年6月単体でも発売されたが、E-55/E-65等のモノクロ世代モデルでは動作しない

※この「E-500」の解説は、「カシオペア (コンピュータ)」の解説の一部です。
「E-500」を含む「カシオペア (コンピュータ)」の記事については、「カシオペア (コンピュータ)」の概要を参照ください。

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