DirectX 12 Ultimateのリリース
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「Microsoft DirectX」の記事における「DirectX 12 Ultimateのリリース」の解説
マイクロソフトは2020年3月、「DirectX 12 Ultimate」を発表した。PCとXbox Series Xのグラフィックスプラットフォームを統一し、ゲームエコシステム全体の拡大を図ることを目的としている。Windows 10バージョン2004以降で利用可能。 DirectX 12 Ultimateは以下の4つの技術から成る。下位互換性があるので、DirectX 12 Ultimateに対応しているハードウェアはDirectX 12を使用する既存のアプリケーションを実行することもできる。 DirectX Raytracing 1.1 (DXR 1.1): リアルタイムレイトレーシングを実現するグラフィックスAPIの次期版。マイクロソフトとNVIDIAが共同開発。 Variable Rate Shading (VRS): シェーダーのピクセル解像度を状況に応じて変化させることで、見た目に影響を与えず描画を高速化。 Mesh Shaders: Turing世代のNVIDIA製GPUに追加されたシェーダー。 Sampler Feedback: 不要な計算を省いてレンダリング負荷を下げる技術の一つ。
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