クーロン (Coulomb, Charles Augustine de)
クーロンという人は
シャルル・オーギュスタン・
ド・クーロン
父親は医者にしたかったらしいが、科学や工学に興味があったクーロンは、散財した父には頼らず自分で工面してメジェールの工兵学校に入学する。 磁気偏差の研究でフランス科学アカデミーから賞を受け、会員になる。
クーロンの主な経歴
クーロンのねじれ秤
1785年、クーロンの法則を発見する。 ギルバート以降は電気の研究が進み、18世紀後半になると電気現象を把握するための基本的な量として、電気の強さ、量、蓄電量などの概念が整理され、数学的な表現ができるようになってきた。 応用力学を専門分野としていたクーロンは微小な力を測定できる”ねじれ秤”を1777年に発明し、1785年にはこれを改良して電気力を測定できるものにした。 この改良ねじれ秤によって、電気の吸引・反発力は万有引力同様に距離の逆2乗に比例することを確認し、また磁極間にも同じ法則が成立することを発見した。
クーロンの法則は電磁気現象の数学的理論体系の基本であり、また作用力から、電荷、磁荷はスカラー量で表せることを確認したクーロンは、電磁気理論の創始者といって過言ではない。
電荷の単位・クーロン
クーロンと同じ種類の言葉
土木技術者に関連する言葉 | エッフェル クロン クローン(くろーん) クーロン 田辺朔郎 |
クローンに関連する言葉 | ゲノムDNAクローン 体細胞クローン クローン(くろーん) クロン クーロン |
個体群に関連する言葉 | クロン クローン(くろーん) クーロン メンデル集団 地理的品種 |
ウラン・バートルに関連する言葉 | クロン クローン(くろーん) クーロン 庫倫 |
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