ConflictOptions 列挙体とは? わかりやすく解説

ConflictOptions 列挙体

メモ : この列挙体は、.NET Framework version 2.0新しく追加されたものです。

データ更新時と削除時に発生したデータ競合を、ASP.NETデータ ソース コントロールどのように処理するのかを決定します

名前空間: System.Web.UI
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文構文

Dim instance As ConflictOptions
public enum ConflictOptions
public enum class ConflictOptions
public enum ConflictOptions
public enum ConflictOptions
メンバメンバ
解説解説

同時実行制御は、複数クライアントが同じデータアクセス操作しようとした場合に、データ ストアデータ読み取り方法変更方法制御するための手法です。たとえば、あるクライアントデータ読み込んでユーザー表示し別のクライアントが同じデータ読み込んで別のユーザーにそれを表示します両方ユーザーがそのデータ更新してデータ ストレージ送信すると、2 つクライアント同一データ対し異なる値を更新することになるので、予期しない結果生じ場合あります。これは競合と見なされます

ASP.NET データ ソース コントロール定義する ConflictDetection プロパティは、基になるデータ ストレージオプティミスティック同時実行使用され削除または更新いずれか操作実行され場合に、基になるデータ ストレージ発生したデータ競合コントロールどのようにして処理するかを決定するために使用します

既定では、ConflictDetection プロパティは OverwriteChanges に設定されています。つまり、データ ソース コントロールによってデータが行から最初に読み取られた後、その行が更新されるまでの間にそのデータに対して加えられすべての変更が、データ ソース コントロールによって上書きされます主キー使用して更新または削除されるデータ行の位置特定されますが、それ以外データ比較行われません。一方データ ソース コントロールが CompareAllValues オプション使用するように設定されていると、データ ソース コントロールから Update メソッドおよび Delete メソッドoldValues コレクション最初データ渡されるので、最初の値とデータ ストレージ存在する現在の値が一致する場合限ってデータ更新または削除するロジック記述できます一致する値は、読み取られた後も変更されていない値であることを表します

プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照
関連項目
System.Web.UI 名前空間
ObjectDataSource.ConflictDetection
ObjectDataSourceView.ConflictDetection
SqlDataSourceView.ConflictDetection
SqlDataSource.ConflictDetection



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