化学の結婚
(Chymical Wedding of Christian Rosenkreutz から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 12:58 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『化学の結婚』(かがくのけっこん、原題:Chymische Hochzeit,Christiani Rosencreütz、英題:Chymical Wedding of Christian Rosenkreutz)は、1616年にストラスブールで刊行された著者ヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエによる小説である[1]。薔薇十字団の開祖クリスチャン・ローゼンクロイツを主役とした小説であり、薔薇十字団の基本文書の一つ。アンドレーエは、本作の著者はローゼンクロイツ本人であり、自分は単なる刊行者であるという体裁を装っている[1][注 1]。
本作が刊行される以前の1614年にカッセルで刊行された著者不明の『全世界の普遍的かつ総体的改革』の付録冊子『薔薇十字の名声』(Fama Fraternitatis)によって、15世紀の伝説だった秘密結社「薔薇十字団」が存続していることが暗示されていた。そうした背景から、伝説的な人物の書いた幻の書として耳目を引いた[1]。
『化学の結婚』の化学とは錬金術を意味し、薔薇(東洋の叡知)と十字(キリスト教)を結びつけた薔薇十字団の教義に沿って、天地創造の7日間を模した章構成となっている。金属の再生に託して人間の復活と救済を説く錬金術の思想を織り込んだ、難解で象徴的な秘儀伝授的小説であり、後の隠秘学運動に影響を与えた[3]。
あらすじ
ある日、ローゼンクロイツ(「私」)は、王の結婚式に招待される。道中で4つに分かれた道に遭遇するが、鳩と鴉の働きにより正しい道を選択し、城にたどり着く。招待客は、結婚式の客にふさわしいかどうかを試す試練を受ける。ほとんどの客は試練に合格できなかったが、「私」は簡単に合格した。
「私」が城内を探索していると、地下で偶然女神ウェヌスの裸を見てしまう。
祭壇での儀式により首を刎ねられた王達を蘇らせるため、「私」達はオリュンポスの塔で作業を行う。作業を終えて王と王妃を蘇らせると、「私」は黄金の石の騎士に選ばれる。
城に戻ると、ウェヌスの姿を見た者がいることを告げられる。「私」は自白し、門番に従事するという罰を受けることになる。にもかかわらず、私は故郷に帰ることができた(罰を逃れた理由については明かされていない)。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 有田忠朗、1990、「化学の結婚」、『世界の奇書 総解説』改訂版第1刷、自由国民社 ISBN 4426624037
- 種村季弘(訳・解説)『化学の結婚』紀伊國屋書店、1993年5月15日。 ISBN 4314005920。
関連項目
「Chymical Wedding of Christian Rosenkreutz」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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