コンセプチュアル・アートとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 美術 > アート > コンセプチュアル・アートの意味・解説 

コンセプチュアル・アート

読み】:コンセプチュアル・アート
【英】:CONCEPTUAL ART

概念芸術。マルセル・デュシヤンにその源を発し1961年アメリカ美術家ヘンリー・フリントが「コンセプト・アート」という言葉用い1967年同じくアメリカ美術家ソル・ルウィットが「概念芸術論」を著わし一般化した用語。狭義には、言語による記述写真図表による表示など、1960年代末のイリュージョン最小限にしようとしたミニマル・アート以後現代美術のひとつの傾向を示す言葉である。ここではコンセプチュアルとは、作品物質的視覚的側面に対して観念的な面の強調示しており、観念芸術IDEA ART)と呼ばれたこともある。また、ここで問題とされているのは、なによりも芸術概念コンセプト)についてであるという意味においてはアメリカのジョセフ・コススやイギリスのアート・ランゲージに見られるような、芸術概念そのものにかかわる芸術芸術芸術による定義の試みともいえる。日本作家としては、河原温(かわら・おん)がよく知られている。




コンセプチュアル・アートと同じ種類の言葉

このページでは「美術用語集」からコンセプチュアル・アートを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からコンセプチュアル・アートを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からコンセプチュアル・アートを検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コンセプチュアル・アート」の関連用語

コンセプチュアル・アートのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コンセプチュアル・アートのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
徳島県立近代美術館徳島県立近代美術館
Copyright:徳島県立近代美術館.2024

©2024 GRAS Group, Inc.RSS