CAT所属者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 16:33 UTC 版)
サマンサ・マクミラン CAT総合事務局の女性事務員。通称サム。実戦には参加しないがマリーを敬愛しており、ディビジョンMのメンバーとも仲が良い。普段はおとなしいCATの案内兼営業担当だが、コンピューターに精通しておりネットでの情報を駆使し、ときに国家機密やCATの社内機密をクラッキングしてしまうなど様々な支援を行う、ディビジョンMの準メンバーとも言える存在。過去に実戦部隊の訓練を受けたことがあったが、体力不足で失格になっている。 ウエルズ隊長 ディビジョンMと並ぶトップチーム、ディビジョンCの女性隊長。かなりの年配で元は女学校の教頭。マリーと仲が良く、互いに協力、支援しあっている。マリーと共同作戦をした時には作戦の総司令官となるものの、年齢もあってマリーから作戦実行部隊への参加を止められた。またマリーが作戦中の過失致死の嫌疑で査問委員会にかけられた際には、マリーの弁護を担当した。 アーノルド隊長 セクションM(男性部隊)ディビジョンAの男性隊長。元シークレットサービスのメンバー。禿げた頭頂部に逆立った横髪、カイゼル髭、サングラスといったエキセントリックな風体の中年男性。言動もその風体に劣らず、セクハラや獣姦など性的に奔放な面があるため、周りの隊員には呆れられている。また、マリーやヘルガを始めディビジョンMのメンバーに対しても度々セクハラ行為を働くため、「セクハラ大王」と毛嫌いされている。しかし指揮官としては超一流で、彼の率いるディビジョンAはセクションMのトップチームとされている。新谷の短編作品『ALICE12』に登場したモーガン機長を基にした、スター・システムによるキャラクター。 ハンツマン大佐 CATでのマリーの直接の上官にあたる人物で、通称「大佐」。古参のメンバーからは古ダヌキとも称されるが、作中で容姿はほとんど描かれていない。ディビジョンMの任務は全て大佐からマリーへと下されるが、時にCATの原則を無視した緊急の依頼を押し付けたり、隊員達の生命の安全を無視して作戦を強行させるなど食えない人物である。ただしマリーも無理な依頼を受けはするものの、見返りとばかり全隊員の移動にファーストクラスを使うことを認めさせたり、作戦終了後に隊員の休暇の約束を取り付けるなど、ただ使われてはいない。
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