Busbarとは? わかりやすく解説

バスバー

英語:bus bar

主に電気関連部品で、電動体として機能する金属製の棒を指す語。バス母線)として用いられるバー(棒)。

バスバー

英語 busbar

配線用材料のひとつで、絶縁被覆施していないまたはアルミニウム板状導体絶縁被覆がないため感電危険性少ない、変電所構内一部構内配線バスダクトおよび制御盤内の一部使われている。バスダクト金属製ダクト内に絶縁性支持材でバスバーが固定され配線材料で、大容量コンパクトなうえ、分岐用のプラグインスイッチが差し込めタイプもあり、機械工場などの移設増設が多い工場幹線として使用されている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

母線 (配電)

(Busbar から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 13:49 UTC 版)

母線(ぼせん)とは、変電所受電設備において、電力を分配する主回路となる導体である。

構造

裸母線

銅製の固定式母線

裸母線とは、絶縁被覆の無い導体をがいしで固定して使用するものである。

密閉母線

密閉母線とは、接地した金属箱内に導体を収納するものである。

構成

母線構成の比較
構成 信頼性 系統運用 設備費 用途等
二重母線4ブスタイ方式 事故時に1/4母線のみ停止 4変電所に分割可能 高い 重要度の高い基幹変電所
1・1/2遮断機母線方式 母線事故時に系統への影響がほとんどない 遮断器点検時の当該線路停止なし 高い
制御回路が複雑
保守費用も高い
二重母線方式 事故時に1/2母線のみ停止 2変電所に分割可能 普通 1次変電所以上の重要度の高い電気所
環状母線方式 事故時の停止範囲の局在化が可能 自由度が低い

遮断器点検時の当該線路停止なし

高い 発電所の昇圧用
単母線方式 母線事故時に一旦全停電する 自由度が低い
断路器での分割運用は可能
安い 配電用変電所
増設工事前の1次変電所
ユニット送電方式 地中ケーブル・機器の信頼性向上
事故時の2次側自動切替などで信頼性確保できる
自由度が低い
系統が単純で運用しやすい
安い
受電用遮断器が省略され保守費用が安い
転送遮断が必要
都市部の変電所

地下変電所

脚注

参考文献

  • 日本技能教育開発センター 編『挑戦!電検二種受験合格講座 電力』(第6版)、2007年。 P211

関連項目

外部リンク


「bus bar」の例文・使い方・用例・文例

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