分岐用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 13:52 UTC 版)
分岐器の分岐側を進行する列車に対して速度を制限する標識である。制限速度とともに分岐側の上下の隅が黒く塗られている。分岐器は構造が複雑で転轍器に過剰な負荷がかからないよう、速度を制限することが必要となる。 分岐器の番数・種類にもよるが、25km/h - 80km/hの制限がかかる。また車庫構内では10km/hのところもみられる。私鉄ではまれに1km/h単位で制限速度が刻まれることもある。分岐器の分岐側は一般にカントが付けられないため、通常の曲線に比べると制限速度超過の許容範囲は狭い。 ここから186m間は80km/h以下で走行せよという意味。下側の数字が速度制限の区間長を示す。 ここから130m間は45km/h以下で走行せよという意味。 右方向へ進む場合は35km/h以下で走行せよという意味。このような様式の場合、黒色三角の位置によって標識が対応する進路を示す(右側の上下にあるため右方向)。 数種類の速度制限標識を設置する例(曲線用)
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分岐用(時間差方式)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:54 UTC 版)
「トロリーコンタクター」の記事における「分岐用(時間差方式)」の解説
架線上に複数個のコンタクターが設置され、パンタグラフが通過する時間で転轍機を切り替える方式である。A、Bの最低二つのスイッチがあり、Aを通過してからすぐにBを通過すると定位に、Aを通過してから停止し、規定時間以上おくと反位に切り替わる。広島電鉄、伊予鉄道などで採用されている。直前に電停がある場合、行き先別に停止位置を分けられるという利点がある。
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分岐用(表示器方式)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:54 UTC 版)
「トロリーコンタクター」の記事における「分岐用(表示器方式)」の解説
表示器が設置され、一定周期で定位もしくは反位を示す表示が交互に点灯している。運転士は、進行したい方向のランプが点灯している間にコンタクタのある区間に進入する。コンタクタが反応すると、その時点で表示されている方向に転轍される。コンタクタは一つでも運用できるが、タイミングをとるために一旦停止しなければならない場合が多い。長崎電気軌道、函館市電などで採用されている。
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