構成するソフトウェア群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/21 09:27 UTC 版)
「LiveMaker」の記事における「構成するソフトウェア群」の解説
「LiveMaker」は、以下に示すソフトで構成されていた。 LiveNovel「LiveMaker」のメインツール。シナリオを記述するためのエディタ。従来では不可能であったGUIでの操作で、シナリオ分岐などを実現していた。 GraphicsGale for LiveMakerアニメーションに対応したグラフィックエディタ。 LiveCinemaシネマ(スライドアニメーション)を編集するためのソフトウェア。 LivePreviewMenuアイコン選択式メニューを作成するためのソフトウェア。これを用いて、分岐用のグラフィカルな選択画面を生成していた。Gale形式の画像を読み込むことが可能で、背景・選択用画像を設定できた。選択用画像には、番号や名前を付加することが可能で、この名前に基づいて「LiveNovel」で分岐を記述できた。 BitMapToGale様々な画像形式から、「LiveMaker」で読み込むことのできるファイル形式に変換するためのソフトウェア。BMP、JPEG、PNGなどの、主要な画像ファイル形式を変換することが可能だった。どのような場合でも、Gale形式ファイル(拡張子は.gal)に変換しない限り、「LiveNovel」上でスクリプトに組み込むことはできなかった。環境によっては変換に時間がかかる。また、起動しておくだけでリソースを消費する場合もあった。 そのほかにも、テストプレイ時のデバッグ用の実行機能を「LiveNovel」上から実行できた。しかし、この実行環境は「LiveNovel」とは別のプログラムであったため、デバッグ中にフリーズした場合でも「LiveNovel」上のデータの欠損が防げるという特性を持っていた。ただし、初期バージョンでは、この実行環境がフリーズすることがあった(実際に、完成ファイル用に出力されるプログラムファイルは、比較的安定していた)。
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