構成する5つの湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 04:21 UTC 版)
スペリオル湖:五大湖のうち面積が最大でチェコの国土よりも広く、北海道本島の面積より大きい。水深も最も深く、水量が最も多い。スペリオルはラテン語で「高次の」の意。しかし周辺人口は希薄である。 ミシガン湖:五大湖のうち唯一アメリカ合衆国領内にのみ位置する。スペリオル湖に次いで水量が多い。湖岸にはいくつかの工業都市が発達し、周辺人口は多い。 ヒューロン湖:スペリオル湖に次いで広い。しばしば前述のミシガン湖と一体とされることがあり、その場合は面積ではスペリオル湖をしのぐが、水量では及ばない。周辺人口が五大湖中最も希薄である。 エリー湖:最も浅く、最も水量が少ない。ミシガン湖と同様、湖岸の工業都市が発達している。 オンタリオ湖:最も面積が狭いが、平均水深ではスペリオル湖に次いで深い。湖面の標高が最も低く、五大湖のうち唯一海抜100mに満たない。 このほか、ヒューロン湖とエリー湖の間に位置し五大湖水系と一体化しているセントクレア湖や、ニピゴン湖・ニピシング湖・シムコー湖・ウィネベーゴ湖といった小さな湖が五大湖周辺には点在しており、水系の一部をなしている。 Huron, Ontario, Michigan, Erie, Superiorの頭文字を並べるとHOMESとなり記憶術として用いられる。他には西から東へ並べた例としてSister Mary Hates Ecumenical OverturesやShe Made Harry Eat Onionsというのがある。日本でも西から順に頭文字をとり「すみひえお」と覚える人もいる。
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