BuildProvider.GetCustomString メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

BuildProvider.GetCustomString メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

このメソッドは、.NET Framework インフラストラクチャをサポートします。独自に作成したコードから直接使用するためのものではありません。

コンパイル済みアセンブリ内に保持する文字列を生成します。

名前空間: System.Web.Compilation
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overridable Function
 GetCustomString ( _
    results As CompilerResults _
) As String

Visual Basic (使用法)

Dim instance As BuildProvider
Dim results As CompilerResults
Dim returnValue As String

returnValue = instance.GetCustomString(results)

C#

public virtual string GetCustomString (
    CompilerResults results
)

C++

public:
virtual String^ GetCustomString (
    CompilerResults^ results
)

J#

public String GetCustomString (
    CompilerResults results
)

JScript

public function GetCustomString (
    results : CompilerResults
) : String

パラメータ

results

ビルド プロバイダの仮想パスのコンパイル結果。

戻り値
ビルド環境内に保持される文字列。BuildProvider が GetCustomString を実装しない場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing)。

解説

BuildManager オブジェクトの GetCompiledCustomString メソッドは、入力仮想パスに対するビルド プロバイダのインスタンスを作成し、BuildProvider オブジェクト上の GetCustomString メソッドを呼び出します。

BuildProvider 基本クラスは、GetCustomString メソッドに対して null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返します。これは GetCustomString が実装されていないことを示します。

一部のビルド プロバイダ実装では、GetGeneratedType メソッドの代わりに GetCustomString を実装できます。BuildProvider オブジェクトが仮想パスに対する Type オブジェクトを返すには、通常は GetGeneratedType を使用します。ただし、BuildProvider オブジェクトが 1 つの仮想パスから複数の型を生成できることを示すために GetCustomString メソッドを使用することもできます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
BuildProvider クラス
BuildProvider メンバ
System.Web.Compilation 名前空間
CompilerResults
GetCompiledCustomString