ブルボネ・ポインター
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/31 05:36 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ブルボネ・ポインター(英:Bourbonnais Pointer)とは、フランス原産のポインター犬種である。別名はブラク・デュ・ブルボネ(英:Braque du Bourbonnais)。
歴史
生い立ちははっきり分かっていないが、1598年に本種のことを記した資料が残されているのでそれよりもずっと前から存在していたことが分かっている。原産地であるブルボネ地方ではもっぱら実猟犬のポインターとして使われ、長いあいた大切にされていた。
しかし、19世紀になると狩猟の必要性が低下し、頭数はかなり減ってしまった。20世紀になると希少な犬種が注目され、本種もブリーディングが盛んに行われるようになったが、未熟なブリーダーによる乱繁殖により犬質がかなり落ちてしまった。その後真剣な愛好家の手によって犬質の回復が行われ、性格や実猟性などの能力が大幅に向上し、容姿も古くからの姿を完全に取り戻した。近年はほとんどが実猟犬もしくはショードッグとして飼育されていて、ペットとして飼育されているものは珍しい。現在でも頭数はあまり多くなく、絶滅する可能性の高いFCI登録犬種としもリストされている。ただし、愛好家が少ないというわけではないので、すぐそこに絶滅の危機が迫っているということではない。
特徴
背中は少しコブのように盛り上がっている。尾は生まれつき無いか、基部しかないことが多く、非常に短いのが普通である。ごくまれに長めの垂れ尾を持つ犬もいる。目は小さいが丸く、三角形の耳は垂れている。引き締まったスリムなボディで、脚は長い。コートは耐水性のあるスムースコートで、毛色はホワイトの地にブラウンなどの細かい斑があるものである。体高は雄51~57cm、雌47~56cmで体重は雌雄共に16~25kgの中型犬である。性格は冷静で大人しく、用心深い。もともとさかまつげになりやすい犬種で、ごくまれに乱繁殖されていたころの影響により股関節形成不全、心臓病にかかる犬もいる。運動量はやや多いが、室内でも飼育でき、室外の犬舎よりも室内で家族と一緒に過ごすことを好む犬種である。
毛色
参考
- 『日本と世界の愛犬図鑑2007』(辰巳出版)佐草一優監修
- 『デズモンド・モリスの犬種事典』デズモンド・モリス著書、福山英也、大木卓訳 誠文堂新光社、2007年
- 『日本と世界の愛犬図鑑2009』(辰巳出版)藤原尚太郎編・著
関連項目
「Braque du Bourbonnais」の例文・使い方・用例・文例
- 会社の福利厚生の一部として、Adler Industriesの社員は、街のフィットネスセンターで会員権の割引を受ける権利があります。
- 先日は、Melodia Industriesの営業担当者の職にご応募いただき、ありがとうございます。
- 博物館の後援者として、Commonwealth Industries社員の皆様は入場料が半額となります。
- 4Pの要素は、売り手側の視点に基づいた製品(Product)、価格(Price)、販売促進(Promotion)、販売ルート(Place)である。
- 《主に米国で用いられる》 初等教育 (《主に英国で用いられる》 primary education).
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- 《主に英国で用いられる》 初等教育 (《主に米国で用いられる》 elementary education).
- (紀元前 43 年, Antony, Octavian, Lepidus /lépədəs/の)第 2 回三頭政治.
- 英国の“duke”はわが公爵に当たる
- 英国の“duke”は我が公爵に相当する
- 家族Fringillidaeの亜族Carduelinaeの標準属であると考えられていたいくつかの分類で:ゴシキヒワ
- 英国では『divided highway(中央分離帯のある道路)』を『dual carriageway』と呼ぶ
- 英国で、ごみ回収車は、dustcartと呼ばれる
- レンズのように形成されて、外側のやや赤い被穀と内側の浅黄色pallidumを含む基礎的な神経節
- 強い憤りの気持ち(現在は『in high dudgeon(ひどく腹を立てて)』という成句でのみ使用)
- 2人ともキャリアを持ち、子供がいないカップル(『dual income no kid』の頭字語)
- 教育の最新の潮流や実践例を紹介する展示会「New Education Expo 2010」(教育博2010)が9月22日から24日まで東京で開催された。
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