バックプレッシャー
背面圧
油圧シリンダーなどを動作させるときに、圧力をかける側と反対側(油のもどり側)にかかる圧力をいい、背圧ともいう。これは、配管、バルブなどを油が通る際の管内抵抗などや負荷抵抗の状況により発生する圧力である。この背面圧を絞り弁やフローコントロールバルブなどによりうまくコントロールし、油圧や空圧によるアクチュエーターの作動を円滑に行わせることがしばしばある。
背圧 Back Pressure
背圧
(Back Pressure から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 20:44 UTC 版)
背圧(はいあつ、back-pressure)とは、流れの中の物体下流における圧力である[1]。原動機においては排気側の圧力のことを指す。正常動作できる背圧の最大値を臨界背圧と呼び、排気側の圧力がこれを越えると、吸気側への作動流体の逆流などを起こして大惨事になる。
- ^ 鈴木和夫 『流体力学と流体抵抗の理論』 成山堂書店、2006年、169頁。ISBN 4-425-71361-3。
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