Apple Push Notification Serviceとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Apple Push Notification Serviceの意味・解説 

Apple Push Notification Service

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 08:40 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Apple Push Notification Service
製品種類 通知
使用会社 Apple
使用開始国 アメリカ合衆国
主要使用国 世界
使用開始 2009年
テンプレートを表示

Apple Push Notification Service(APNS)とは、Appleが作成したサービスで、2009年6月17日のiOS 3.0のリリースとともに開始された[1]Push技術を使って常にオープンなIP接続を通してサードパーティーアプリケーションサーバーからの通知をAppleの端末に転送する。バッジ、音、カスタムテキストアラートといった通知がある。APNSはまた開発者が活用するAPIMac OS X Lionに追加する[2]

Appleがこのサービスを最初に発表したのは2008年6月9日で9月にリリースするというものだったが、2009年3月17日のiOS 3.0プレビューイベントでスコット・フォーストールは、ロールアウトがAPNSのアナウンスメントへのレスポンスが伝えられるところ圧倒的であることによるスケーラビリティ目的にAPNSを再編することで遅れたとしている。両イベントでフォーストールはプッシュ通知はバッテリーの持ち時間を通信の受信に関係するバックグラウンド処理Push技術を使うため)より長く維持するためのよりよい手段であるとしている[3]

Mac OS X LionにおいてアプリケーションはiOSで使われている同じAPIを使用することで、Max OS Xで動作するアプリケーションにバッジ番号をプッシュ出来る。OS X Mountain Lionのリリースにおいてはユーザーは通知センターを通してプッシュ通知を受け取れるようになった。もし通知受信時にアプリケーションが開いていなかった場合、アプリケーションはユーザーに通知するためにバッジするかドックに追加される(バッジがクリアされた場合)。

APNSはMac OS X Lionと共に、構成プロファイル経由でアップデートを受け取るために登録され、サーバーのメール、カレンダー、コンタクトサービスを使用するクライアントへのアップデート通知をプッシュするために使われる。これはiPhoneのようなデバイスやMac上のiCalのようなアプリケーションでも通知を受け取れる事を意味している。

各通知の最大サイズは256バイトである。

関連項目

脚注

外部リンク


「Apple Push Notification Service」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Apple Push Notification Service」の関連用語

Apple Push Notification Serviceのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Apple Push Notification Serviceのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのApple Push Notification Service (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS