アルベルト・アルバシーノとは? わかりやすく解説

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アルベルト・アルバシーノ

(Alberto Arbasino から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 07:50 UTC 版)

アルベルト・アルバシーノ(右)。左はジュゼッペ・ポンティッジャイタリア語版(作家、文芸評論家)。1994年

アルベルト・アルバシーノイタリア語:Alberto Arbasino1930年1月24日 - 2020年3月23日[1])は、イタリアヴォゲーラ出身の小説家エッセイスト評論家

グルッポ63新前衛派英語版に属し[2][3]2005年エッセイMarescialle e libertini』を著してイタリアの文学賞であるヴィアレッジョ賞を受賞した。

略歴

1930年1月24日、イタリアロンバルディア州のヴォゲーラに生まれ、ミラノ大学法律専攻して卒業した。その後は雑誌イル・モンドイタリア語版』や新聞ラ・レプッブリカ』のジャーナリストとして働いた。

1960年代来日

1967年から1969年にかけて新前衛派のメンバーで同国出身の詩人、小説家、劇作家、評論家、翻訳家エドアルド・サングイネーティ哲学者、小説家、文芸評論家ウンベルト・エーコらを集めて雑誌『クィンディチ』を創刊した。

1969年に著されたローマ帝国第23代皇帝ヘリオガバルスに関する小説Super-Eliogabalo』は、アルバシーノの作品の中でも現実的で表現主義を重んじた作品である[4]

1983年から1987年にかけてイタリア共和党国会議員を務めた[3]

2005年にヴィアレッジョ賞を受賞した。

作品

脚注

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  1. ^ “Morto Alberto Arbasino, ha raccontato l'Italia fuori dal conformismo” (イタリア語). La Repubblica. (2020年3月23日). https://www.repubblica.it/robinson/2020/03/23/news/alberto_arbasino_morto_scrittore_letteratura-252058093/ 2020年3月24日閲覧。 
  2. ^ 万有百科大事典 1973, p. 30.
  3. ^ a b 河島英昭. “アルバジーノ”. 日本大百科全書(ニッポニカ)(コトバンク). 2019年6月10日閲覧。
  4. ^ "Alberto Arbasino, Conversazione Con Gabriele Pedullà" marcosymarcos.com Retrieved June 19, 2009

参考文献

関連項目

外部リンク




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