アクロバット‐リーダー【Acrobat Reader】
読み方:あくろばっとりーだー
Adobe Reader
別名:Acrobat Reader
Adobe Readerとは、Adobe Systemsが無償で配布している、PDF形式のファイルを表示・印刷するためのソフトウェアの名称である。
PDFは、Adobe Acrobatなどで作成された電子文書のファイルの形式である。PCやOSなどの環境に左右されず、どのような状況でも作成者の意図したレイアウトで表示できるという特徴がある。企業だけでなく、研究機関の論文や政府機関の発行する文書などがPDF形式で発行される場合も多く、電子文書を扱う形式としては世界的な事実上の標準(デファクトスタンダード)となっている。
Adobe Readerでは、PDFファイルの作成はできないが、閲覧用ソフトウェアとして広く普及している。Webブラウザの中には、Adobe Readerをプラグインとして組み込むことで、Webサーバーに保管されているPDFファイルをWebブラウザを通じて表示するできるものもある。PC用の他に、Pocket PCなどのPDA向けバージョンもある。
Adobe Readerは、2003年まではAcrobat Readerという名称だった。2009年3月の最新バージョンはAdobe Reader 9である。
参照リンク
Adobe - Reader - (Adobe Systems)
ソフトウェア: | Adobe Reader Adobe InDesign Adobe Acrobat ComicStudio dpi DTP Display PostScript |
Acrobat Reader
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 06:12 UTC 版)
「Adobe Acrobat」の記事における「Acrobat Reader」の解説
PDFの開発元であるアドビはPDFの閲覧と印刷の機能に特化したAcrobat Reader DCを無償で配布しており、メーカー製のパソコンの多くにプリインストールされている。なお、バージョン5までおよび2015年4月発表のDCからの商標はAcrobat Reader(アクロバット・リーダー)であるが、バージョン6から11まではAdobe Reader(アドビ・リーダー)だった。 Adobe Acrobatの最新版が提供されると同時にAcrobat Readerの最新版も提供されている。ただし、ドットドットリリースの場合はその限りではない。セキュリティ上の脆弱性が非常に多く発見されるため、頻繁にアップデートされている。
※この「Acrobat Reader」の解説は、「Adobe Acrobat」の解説の一部です。
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