93式空対艦誘導弾改善弾とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 93式空対艦誘導弾改善弾の意味・解説 

93式空対艦誘導弾(B)(ASM-2B)改善弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:57 UTC 版)

93式空対艦誘導弾」の記事における「93式空対艦誘導弾(B)(ASM-2B)改善弾」の解説

平成20年度(2008年度)に「ASM-2Bの技術改善に関する技術要求事項について(空幕技第300号20.9.18)」が航空幕僚監部技術部内で通知され、これを基に航空幕僚監部技術部長より装備部長に対して93式空対艦誘導弾(B)に対す技術要求事項空幕技第141号23.6.28)」が通知され93式空対艦誘導弾仕様書(CP-Y-0067)が改定されてCP-Y-0067Lとなった。これが93式空対艦誘導弾(B)改善弾である。 改修対象慣性装置オートパイロット電子装置ソフトウェアの更新であり、IRCCM(赤外線妨害排除機能)の向上も図られている。なお。納入品にはソフトウェア入った外部記憶媒体とTCTO(期限付き技術指図書)案が含まれているため、既存のASM-2Bは部隊側で改善弾への改修作業実施されたと思われる。 この改善によって、部隊点検器材(改善型より耐久ラップトップPC思われる機器誘導部支持架台等が新たに追加されている)により、多方向から目標攻撃できる飛翔パターン設定するための初期値(目標位置情報等)を入力できるようになり、さらに飛しょう、誘導起爆3項目のミッションプロファイルについて新たな機能追加されている。なお、改善弾の実射試験時には複雑な飛しょう経路上空から確認し易くするためか、誘導弾尾部スモーク発生装置装備されているのが目撃されている。

※この「93式空対艦誘導弾(B)(ASM-2B)改善弾」の解説は、「93式空対艦誘導弾」の解説の一部です。
「93式空対艦誘導弾(B)(ASM-2B)改善弾」を含む「93式空対艦誘導弾」の記事については、「93式空対艦誘導弾」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「93式空対艦誘導弾改善弾」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

93式空対艦誘導弾改善弾のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



93式空対艦誘導弾改善弾のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの93式空対艦誘導弾 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS