90式メーサー殺獣光線車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 02:47 UTC 版)
「メーサー兵器」の記事における「90式メーサー殺獣光線車」の解説
『ゴジラ×メカゴジラ』で初登場。特生自衛隊(対特殊生物自衛隊・JXSDF)に所属。1990年に制式化された。 66式メーサー車の直系の進化型。 66式と基本構成は変わらないものの、自動化によって乗員は2名となり、メーサー砲の操作を含めてすべてを牽引車から行える。牽引車の運転手がそのまま砲手としてメーサー砲を操作し、助手席が各種補佐を行う。この時、助手席が回転して後ろ向きになるため、砲手は前方・補助要員は後方を向いて互い違いに座ることになる。従来機と異なり、走行しながらの照射も可能であるほか、荒天かつ夜間の戦闘でもゴジラの目を狙い撃てるほどの命中精度でメーサー光線を照射できる。ただし、雨の中ではエネルギーが水蒸気となって減退するため、効力が70%程度まで下がることがある。特生自衛隊の主力兵器であったが、3式機龍の完成後はその支援が主となる。 66式では砲身がむき出しになっていたのでビーム発振部が常に見えていたが、90式では非照射態勢時はカバーの中に収納される。また、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』では、改良型の90式メーサー殺獣光線車<改>が配備されてメーサー光線の出力が向上し、発生する熱によって光線の色が黄色く見えるようになった。本車を製造しているのは三友重工業。
※この「90式メーサー殺獣光線車」の解説は、「メーサー兵器」の解説の一部です。
「90式メーサー殺獣光線車」を含む「メーサー兵器」の記事については、「メーサー兵器」の概要を参照ください。
- 90式メーサー殺獣光線車のページへのリンク