8XSによるクリーブランドへの短波中継とは? わかりやすく解説

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8XSによるクリーブランドへの短波中継

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 07:00 UTC 版)

フランク・コンラッド」の記事における「8XSによるクリーブランドへの短波中継」の解説

工場屋上立てた実験局8XS(短波中継機)の銅管式垂直アンテナ接地がうまく機能しておらず、工場内の人機械動きアンテナ共振周波数を揺らがせていることが分かった。そこで12長のゲージワイヤーを平行に2条渡し、その7m下にも同型のものをカウンターポイズとして張り両者を結ぶ7mの垂直エレメント部の中央から給電する方法とっている。またクリーブランド中波放送局KDPMを建設中だったが、短波受信アンテナが風で揺れて受信レベル強弱が付くのを防ぐため、室内一辺2.4mの大型ループアンテナ設置した1923年3月4日、8XSによるピッツバーグKDKAからクリーブランドKDPMへの短波中継実用化試験放送始まった。なおウェスティングハウス電気製造会社後述するヘイスティングスKFKXへの中継を「短波中継実用第一号」としているが、クリーブランド住民今まで聞こえなかったKDKAの番組短波中継により地元KDPMで聞けることを大歓迎している。その意味において、1923年3月4日を「短波中継実用化の日」と捉えるともできるだろう。 8XSの短波は、遠く640km離れたマサチューセッツ州スプリングフィールド系列局WBZでも良好に受かったため、そちらへも不定期に中継放送が行われている。東海岸大西洋)に近いスプリングフィールドWBZは、KDKAからクリーブランドKDPMまでの距離のおよそ3.5倍あった。 コンラッド全米20都市アマチュア無線家受信マニアらに8XSの受信試験依頼したところ、全員から大変良好報告が来たため、短波番組中継使えることを確信した

※この「8XSによるクリーブランドへの短波中継」の解説は、「フランク・コンラッド」の解説の一部です。
「8XSによるクリーブランドへの短波中継」を含む「フランク・コンラッド」の記事については、「フランク・コンラッド」の概要を参照ください。

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