7次量産車(1990年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:56 UTC 版)
「営団6000系電車」の記事における「7次量産車(1990年)」の解説
1990年(平成2年)9月に最終増備車として7次車・第35編成(東急車輛製造製)が投入された。1990年(平成2年)10月6日ダイヤ改正の輸送力増強に伴うもので、導入費用は13億7,462万2,000円とされている。 制御装置は既に更新車に採用されていた素子にGTOサイリスタを使用したものに、冷房化による重量増を考慮して主電動機は155kW出力に増強した。DCコンバータは170kW出力に拡大し、M2車に搭載していたMGを廃止した。 外観では、従来はアルミ形材に焼付塗装していたラインカラーをフィルム式に、方向幕は緑地から紺色ローマ字入りに変更された。車内は化粧板は光沢のあるものに変更となったほか、枕木方向の化粧板がレール方向のものと同じアイボリー系の色調に変更されている。運転台には故障をモニタリングするユニバーサル表示器が設置された。 さらに新製当初より車内案内表示器・車外スピーカー・ドアチャイム・自動放送装置を設置した。これは同時期に竣工した8000系の第10編成・前年度竣工した7000系の第33・34編成と同仕様である。側面の社紋の位置が他編成と異なる。
※この「7次量産車(1990年)」の解説は、「営団6000系電車」の解説の一部です。
「7次量産車(1990年)」を含む「営団6000系電車」の記事については、「営団6000系電車」の概要を参照ください。
- 7次量産車のページへのリンク