6_(SOIL&"PIMP"SESSIONSのアルバム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 6_(SOIL&"PIMP"SESSIONSのアルバム)の意味・解説 

6 (SOIL&"PIMP"SESSIONSのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 09:47 UTC 版)

6
SOIL&"PIMP"SESSIONSスタジオ・アルバム
リリース
時間
レーベル ビクターエンタテインメント
チャート最高順位
36位(オリコン
SOIL&"PIMP"SESSIONS アルバム 年表
PLANET PIMP
(2008年)
6
(2009年)
SOIL&“PIMP”SESSIONS presents STONED PIRATES RADIO
(2010年)
テンプレートを表示

6』(シックス)は、SOIL&"PIMP"SESSIONSの7枚目のオリジナルアルバム[1]2009年9月16日ビクターエンタテインメントから発売された。

概要

本作のタイトル『6』は、“六”本木“6”丁目のクラブで出会った“6”人のメンバーによる“6”枚目のアルバムという意味を示している[2]。またそれまでのアルバムタイトルに付いていた“PIMP”を今回やめたのは、この作品の自信の表れである[1]

SOIL&"PIMP"SESSIONSとして初めてヴォーカリストを起用して制作したアルバムで、単なるフィーチャリングではなく、互いにリスペクトし合ってきた親交のあるアーティストと作品を創り上げたいというメンバーの意向から、日本から椎名林檎、イギリスからジェイミー・カラムというそれぞれの国を代表するアーティスト2名が参加している[3][4][5]。またDj KENTAROがゲスト・アーティストとして参加している[6]

歌をフィーチャーした楽曲をやることについてはそれ以前からタイミングを見計らっていたが、最初はデビュー前から親交のある椎名林檎というのはメンバー全員の総意だった[1]。もともとあった「MY FOOLISH HEART」のレコーディング済みのインストゥルメンタル・ヴァージョンのサックスのソロ・パートを歌のメロディにしようというアイデアが出て、椎名のスキルなら歌えるだろうということで提案された[7]

ジェイミー・カラムは彼自身が音楽に対して貪欲で、SOILのことも知り合う前からチェックしており、イギリス国営放送BBCのイベント「Electric Proms 07」で共演するなど親交を深め、一緒にレコーディングする約束を交わした[7][8]。「STOLEN MOMENTS」はジェイミーが歌うことをイメージしてアレンジしたもの[9]

Dj KENTAROとも以前から同じイベントに出るなどの交流はあったが、本作の一曲目の「SEVEN」のイントロを作るにあたり、サウンドコラージュをしてもらうなら彼しかいないということで声をかけた[9]。タイトルの「SEVEN」は、6人プラス1人(椎名林檎、ジェイミー・カラム、DJKENTARO)の7人でこのアルバムを創るという意味[3][7]

80年代ニューウェーブの古典であり、ダンスクラシックでもあるPIGBAGの「PAPA'S GOT A BRAND NEW PIGBAG」のカバーを演奏するよう提案したのはジャイルス・ピーターソン[9]

収録曲

#タイトル作詞作曲時間
1.「SEVEN (Intro Sound Collage by DJKENTARO)」 社長
2.「KEIZOKU」 丈青
3.「PAPA'S GOT A BRAND NEW PIGBAG」(カバー)Simon Underwood, Olly Moore, James Milton Johnstone, Andrew Carpenter, Christopher Hamilton, Christopher James Lee, Roger Vincent Freeman 
4.MY FOOLISH HEART 〜crazy in mind〜(インストゥルメンタル) 丈青
5.「DOUBLE TROUBLE」 丈青
6.「POP KORN」 元晴
7.「QUARTZ AND CHRONOMETER」 社長
8.「PARAISO」 タブゾンビ
9.MY FOOLISH HEART 〜crazy on earth〜×椎名林檎椎名林檎丈青、元晴
10.「MIRROR BOY」 社長 
11.「"STOLEN MOMENTS" featuring Jamie Cullum」Mark H.Murphy, Oliver E.NelsonMark H.Murphy, Oliver E.Nelson
12.「AFTER THE PARTY」 秋田ゴールドマン
13.「殺戮と平和」 タブゾンビ

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c SOIL&"PIMP"SESSIONS (2009年9月14日). (インタビュー). “インタビュー”. ローチケHMVニュース (ローソン, HMV). http://www.hmv.co.jp/en/news/article/909140095/ 2017年11月22日閲覧。 
  2. ^ SOIL&“PIMP”SESSIONS、アルバムにジェイミー・カラムが参加”. BARKS (2009年9月12日). 2017年11月22日閲覧。
  3. ^ a b SOIL&“PIMP”SESSIONS、椎名林檎とのもう1つのコラボ曲を配信限定リリース”. BARKS (2009年9月30日). 2017年11月21日閲覧。
  4. ^ SOIL×林檎未発表曲を配信リリース”. rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム) (2009年9月30日). 2017年11月21日閲覧。
  5. ^ SOIL×林檎未発表曲を配信リリース”. rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム) (2009年9月30日). 2017年11月22日閲覧。
  6. ^ SOIL最新アルバムに椎名林檎、DJKENTAROら豪華ゲスト”. 音楽ナタリー (2009年7月24日). 2017年11月22日閲覧。
  7. ^ a b c SOIL&"PIMP"SESSIONS (2009年9月15日). (インタビュー). “インタビュー【2】”. ローチケHMVニュース (ローソン, HMV). http://www.hmv.co.jp/en/news/article/909150085 2017年11月22日閲覧。 
  8. ^ SOIL新作に海外ゲスト&ライブ年間パス争奪「ロト“PIMP”6」”. 音楽ナタリー (2009年9月11日). 2017年11月22日閲覧。
  9. ^ a b c SOIL&"PIMP"SESSIONS (2009年9月16日). 椎名林檎、ジェイミー・カラムも参加 新作「6」で爆音ジャズ新境地を切り開く(2/2). インタビュアー:駒井憲嗣. 音楽ナタリー. https://natalie.mu/music/pp/soilpimp/page/2 2017年11月21日閲覧。 

「6 (SOIL&"PIMP"SESSIONSのアルバム)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「6_(SOIL&"PIMP"SESSIONSのアルバム)」の関連用語

6_(SOIL&"PIMP"SESSIONSのアルバム)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



6_(SOIL&"PIMP"SESSIONSのアルバム)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの6 (SOIL&"PIMP"SESSIONSのアルバム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS