ニムト
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 14:48 UTC 版)
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プレイ中のカード
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デザイナー | ヴォルフガング・クラマー、クラウス・パレシュ |
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販売元 | ![]() ![]() |
発売日 | 1994年 |
ジャンル | カードゲーム |
プレイ人数 | 4 - 10人[1] |
運要素 | あり |
ニムト(原題:6 Nimmt!)は、ドイツのカードゲーム。作者は、ヴォルフガング・クラマーとクラウス・パレシュ。1994年にAmigo社から販売され、日本ではメビウスゲームズ社から販売されている。プレイ人数は、4人から10人[1]。原題はドイツ語で「6枚とれ!」の意味。
ルール
各プレイヤーには持ち点66点が与えられる。誰か1人以上の持ち点が尽きた時点で終了。持ち点の残りが多い人が勝利者となる[2]。
カードは1から104の数字が書かれており、それぞれ1枚ずつとなっている[2]。また牛の図柄が描かれているがカードによって、牛の数は異なる[3]。目的は、カードをなるべく取らないことであり、カードに牛の図柄の数を持ち点から減らしていく[2]。
ゲーム開始時、各プレイヤーには手札として10枚ずつ配られる[2]。
場には4枚のカードが並べられる。ゲーム中、場にはカードの列が4列並べられることになり、最初の4枚が4列のカードのそれぞれ1枚目となる[2][3]。残りのカードは使わない。
プレイに手番はない。全員、手札から1枚を同時に出す[3]。
出したカードは場の4列のいずれかに並べる。並べ方は以下のルールに従う。
- 全員が出したカードの数の少ないものから並べる位置を決める。
- 並べる位置は、「そのカードの数字より小さいもののうちで最大のもの」。
例えば、最初の場のカードが
- 4
- 15
- 34
- 100
となっており、場に13, 27, 55, 99が出された場合は、
- 4、13
- 15、27
- 34、55、99
- 100
となる。そして、列の6枚目にあたるカードを出した場合は、その1枚を残し、5枚を引き取ることになる[3]。また、そもそも場のいずれの数字よりも小さい数字を出した場合は、任意の列を全て引き取り、1枚を置く[3]。
使ったカードは手札に戻ることはなく、引き取ったカードは手札とは別に置いておく。手札を使い切った時点で1ラウンドが終了。終了条件(持ち点が無くなるプレイヤーが現れる)まで、ラウンドを繰り返す[2]。
特徴
楽に置けると思った列が、先に割り込まれて引き取る羽目になったり、逆に引き取ることを覚悟して出したカードが生き残ったり、一回一回が盛り上がる。プレイ時間も短く、手頃で人気のあるカードゲームである。
プレイ人数に幅があるため、それ如何によって戦略が変化することも特徴である。
少人数のための上級ルールとして、1から使用枚数分だけの数字を使う(3人なら、1~34)ルールがある。ゲーム後半は手札の読み合いがある程度可能で、シビアな展開となる。
受賞歴
- 1994年、ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート
- 1994年、ドイツゲーム大賞 1位
- 1994年、ドイツカードゲーム賞 1位
シリーズの他の作品
出典
関連項目
外部リンク
- ニムト メビウス ゲームズ
- AMIGO社内紹介ページ(独語)
「6 Nimmt!」の例文・使い方・用例・文例
- このテーブルなら6人は掛けられます
- 映画の本編は6時に始まります
- 科学的知識は16世紀以来大いに進歩してきた
- 彼を支持する票は600票,反対票は12票だった
- 彼らは今からずっと昔の1960年に結婚した
- 目覚まし時計を6時にセットする
- 英語のアルファベットは26文字あります
- 午前8時から午後6時まで営業
- 996
- 彼と午後6時に会うことにした
- 教科書の26ページを開けなさい
- 彼は8月16日にロンドンに向けて出発した
- 3, 4, 11の平均は6です
- さかのぼって1960年代には若者は長い髪をしていた
- 1960年代を振り返る
- 紀元前360年に
- あのビルは60階建てだ
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- サクランボは6月か7月に熟す
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